東芝、新たなミニノートPC「dynabook UX」を発売、ノートPC09年夏モデル

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2009/04/20 14:11

 東芝は4月20日、ノートPCの09年春モデルで、ミニノートPCの新シリーズとして、10.1型液晶を搭載した「dynabook UX」を、4月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。


 10.1型ワイドWSVGA液晶を搭載し、重さ約1.18kgというコンパクトなミニノートPC。丸みを帯びたデザインを採用し、天板には質感にこだわった立体的な縦縞加工を施したパターンをあしらった。カラーはスノーホワイトとサテンブラウンの2色を用意する。

 旺文社の国語/英和/和英辞典などを収録した辞書ソフト「LaLaVoice」を搭載。ユーザーが、本体のマイクに向かって話した日本語を解析し、自動的に英語に翻訳した音声を流す機能を備える。

 また、PC本体の電源がOFFでも、対応する機器の充電をUSB接続で行える「東芝USBスリープアンドチャージユーティリティ」や、振動を検出してディスクから磁気ヘッドを退避し、HDDを保護する「東芝HDDプロテクション」などの機能も搭載する。

dynabook UX

 主な仕様は、CPUにAtom N280(1.66GHz)、1GBメモリ、160GBのHDD、モバイル 945GSE Expressチップセットを搭載する。OSはWindows XP Home Edition。インターフェイスはUSB2.0×3、ミニD-Sub15ピン、SD/SDHC/MMC対応のカードスロットなど。

 そのほか、30万画素のWebカメラやIEEE802.11b/gに対応した無線LAN機能を備える。バッテリー駆動時間は、標準バッテリーで約4時間、オプションの大容量バッテリーを使用した場合は約10時間。サイズは幅263×奥行き193×高さ25.4-32.4mm。実勢価格は6万円前後の見込みで、Office Personal 2007(2年間ライセンス版)搭載モデルが7万円前後の見込み。

 なお、Office Personal 2007(2年間ライセンス版)は、2年間の利用後はファイルの閲覧・印刷のみ可能で、新規作成・保存ができなくなる。ユーザーが2年以上の利用をしたい場合は、別途マイクロソフトの用意する永続ライセンスに切り替える必要がある。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111384');