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パナソニック、フルHD動画が撮影できるデジタル一眼、樋口可南子さんら女流一眼隊も登場

ニュース

2009/03/25 18:27

 パナソニックは3月25日、「マイクロフォーサーズシステム」を採用したデジタル一眼カメラの新モデルとして、フルハイビジョン(HD)動画撮影機能を搭載した「LUMIX(ルミックス) GH1」を4月24日に発売すると発表した。発表会には、同製品のCMキャラクターを務める女優の樋口可南子さんらも登場した。

CMキャラクターの「女流一眼隊」
(左から)森木美和さん、鈴木慶江さん、樋口可南子さん、
鳥居かほりさん、高橋まりのさん

 08年10月に発売した「LUMIX DMC-G1」と同様、小型・軽量ボディを採用し、女性ユーザーにアピールしていく。可動式の3型液晶モニタ、ライブビューファインダーを自動切り替えする「Wライブビュー」などの機能を継承。そのほか、カメラが自動で露出・ピント調節を行う「おまかせiA」、ロックした被写体を追い続ける「追尾AF」などの機能も「G1」と共通。

LUMIX GH1

 「GH1」で新たに追加した機能として、レンズ交換式のデジタルカメラとして、世界で初めてAVCHD画質での動画記録に対応。付属のレンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm /F4.0-F5.8 ASPH./MEGA O.I.S.」と組み合わせることで、1920×1080ピクセル/60i(センサー出力 24コマ/秒)のフルHDもしくは1280×720ピクセル/60p(センサー出力 60コマ/秒)のHD動画撮影が可能。記録フォーマットはAVCHDのほか、Motion JPEGにも対応する。

 動画の撮影は本体背面の「動画ボタン」でワンタッチで行える。動画撮影中でも「おまかせiA」に対応するほか、マニュアル操作も可能で、撮影意図に合わせて絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出などを切り替えることができる。

背面右上の赤いボタンが「動画ボタン」

 画質面では、新開発の有効1210万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載。総画素数を1398万に増加させることで、写真の縦横比16:9、3:2、4:3いずれの撮影時にも画角を損なわない「マルチアスペクト」に対応したほか、縦横比1:1での記録も可能になった。

 記録媒体はSD/SDHCメモリカードで、記録可能な画像形式はJPEG/RAW。本体サイズは幅124×高さ89.6×奥行き45.2mmで、重さは385g。カラーはコンフォートブラック、コンフォートレッド、コンフォートゴールドの3色。

 価格はオープンで、交換レンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm /F4.0-F5.8 ASPH./MEGA O.I.S.」が付属するレンズキットが15万円前後。なお、ボディ単体での販売は行わない。

 西口史郎・デジタルAVCマーケティング本部長は「パナソニックは昨年、新生代一眼として『G1』を投入し、デジタル一眼市場に新しい大きな波を起こした。今年はハイビジョン動画で大きなムーブメントを起こしたい。『GH1』は好奇心旺盛なアクティブな女性を中心にPRしていき、ムービー一眼革命を起こしたい」と意気込みを語った。

西口史郎・デジタルAVCマーケティング本部長

 その後は、「G1」に引き続いてCMキャラクターに起用された女優の樋口可南子さん、鳥居かほりさん、ソプラノ歌手の鈴木慶江さん、モデルの森本美和さん、高橋まりのさんで結成された「女流一眼隊」が、南国をイメージしたという鮮やかなワンピースと麦わら帽で登場。

「女流一眼隊」隊長の樋口可南子さん

 「女流一眼隊」の隊長を務める樋口さんは、新製品の印象を「片手で持てるので手になじむし、ムービーと写真の切り替えがすごく簡単。カメラがここまできたかという感じで、ほんとに楽しみが増えたと思います」と語り、早くも製品をアピールしていた。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111389');