NEC、「illy」の店舗で顔認識技術を用いたデジタルサイネージの実証実験

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2009/01/16 17:50

 NECは、イタリアのコーヒーブランド「illy(イリー)」の店舗、「Espressamente illy(エスプレッサメンテ イリー)日本橋中央通り店」で、顔認識技術を用いたデジタルサイネージの実証実験を開始した。実施期間は08年12月16日から09年1月18日まで。

 NEC製のデジタルサイネージボード「eye flavor(アイフレイバー)」を店舗の入口に設置。同ボードの前に立った顧客の顔から性別と年齢層を自動的に判別し、あらかじめ準備した14種の広告から顧客属性と時間帯に最適な広告を配信する。また、広告視認率や売上(POS)データとの関連を分析し、タイムリーかつ定量的に広告効果を測定する。

 今回の実験では、NECデザイン&プロモーションが広告コンテンツを作成。コンテンツ作成からシステム構築と運用、実績のログ集計、分析までトータルなデジタルサイネージソリューションを提供する。