レノボ、同社初の個人向けノートPCは白いボディのミニノートPC

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2008/12/03 18:41

 これまで黒い法人向けノートPC「ThinkPad」シリーズを発売してきたレノボ・ジャパンは12月3日、個人向けノートPC市場に参入すると発表した。個人向けモデル第1弾は、白いきょう体と10.1型ワイド液晶を搭載したミニノートPC「IdeaPad S10e」で、12月6日に発売する。価格はオープン、実勢価格は5万4800円前後の見込み。

IdeaPad S10e

 現在販売しているミニノートPCの中で「一番いいスペックを搭載」(同社・広報)したという「IdeaPad S10e」は、CPUにAton N270(1.6GHz)、1024×576ドット表示対応の10.1型ワイド液晶を搭載した。1GBメモリ、160GBのHDDを搭載し、OSはWindows XP Home Edition(SP3)。

 OSを完全に立ち上げることなく、電子メールの確認、保存した写真やインターネットの閲覧などができる「クイック・スタート機能」を搭載。また、ワンプッシュでお気に入りのアプリケーション・ランチャーを表示する「Novoボタン」も装備する。

 約5.3時間駆動する6セルバッテリーを標準で装備。無線機能としてIEEE802.11b/g無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRも搭載する。SDHC対応のSDカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応のカードスロット、ExpressCard/34スロットも装備する。このほか130万画素のwebカメラも備えた。

 本体サイズは幅250×奥行き196×高さ22-36mm、重さは約1.38kg。本体カラーはホワイト。またブルー、ピンクの2色を09年春に発売する予定。