JEITA、10月のパソコン国内出荷実績を発表、ノートPCが堅調に推移

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2008/11/26 17:00

 電子情報技術産業協会(JEITA)は11月26日、日本国内における08年10月のパソコン出荷実績を発表した。


 総出荷台数は前年比で0.3%増の58万9000台。内訳はデスクトップPCが20万1000台、ノートPCが38万7000台で、ノートPCの構成比が全体の65.8%になっている。出荷金額は前年比6.4%減の684億円で、うちデスクトップPCが230億円、ノートPCが454億円だった。

 また、地上デジタルチューナーを内蔵したPCの出荷は3万7000台で、前年比28.5%増と大きく伸びたほか、ワンセグチューナー内蔵のパソコン出荷も5000台を出荷し、前年比18.7%の伸びを記録した。

 10月は、法人向け市場が景気悪化による設備投資の抑制により、やや低調であった一方、個人向け市場では、ノートPCのハイエンドモデルの価格に値ごろ感が出てきたことで、堅調に需要が推移したという。