KDDI、国内初、有効809万画素のカメラを搭載した携帯電話など3機種

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2008/11/19 16:49

 KDDIは、携帯電話ブランド「au」の新端末として、カシオ計算機製「EXILIMケータイ W63CA」、シャープ製「AQUOSケータイ W64SH」、東芝製「W65T」の3製品を、11月19日から順次発売すると発表した。価格はオープン。

 「W63CA」は、国内の携帯電話として最大の有効809万画素のカメラを搭載する。また、カシオのデジタルカメラ「EXILIM」の技術を生かした画像処理エンジン「EXILIMエンジン for Mobile」を採用。最大9人までの顔検出や、撮影サイズを段階的に自動変更する「オートリサイズ」機能などを新たに搭載した。さらに、世界初となる480×800ドットの3.1型ワイドVGA有機ELディスプレイを搭載し、写真やワンセグ映像を高画質で楽しめる。

EXILIMケータイ W63CA

 カラーはシャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーンの4色。折りたたみ時のサイズは、幅50×高さ110×厚さ17.4mm、重さ約124g。実勢価格は5万円台前半の見込み。

 「W64SH」は、シャープ製の携帯電話で初めて854×480ドットの3.5型フルワイドVGA液晶を搭載したスライド式の携帯電話。液晶テレビ「AQUOS」の液晶技術を応用し、屋外でもクリアな映像が楽しめる。ワンセグ視聴時に、映像を最大30フレームで視聴できる「なめらかモード」などの機能を搭載。また、映像や画像表示を本体方向に合わせて自動的に回転できる。

AQUOSケータイ W64SH

 有効520万画素のカメラを搭載し、最大5人までの顔検出機能や、手ブレ補正機能を備える。カラーはアースグリーン、マーズレッド、ギャラクシーブラックの3色。最小サイズは、幅53×高さ116×厚さ16.5mm、重さ約144g。実勢価格は5万円台前半の見込み。

 「W65T」は、スポーツ中でもスムーズなスクロール操作が可能な「スピーディーコントローラー」を備えるスライド式の携帯電話。アプリ・アドレス帳・EZ・メールキーはタッチセンサー式で、フラットなデザインを採用した。スポーツをサポートする「au Smart Sports」では、加速度センサーを利用した「カロリーカウンター」機能を搭載。「Run&Walk」アプリを起動しなくても、歩数・距離・消費カロリーを自動で測定して待受画面に表示する。

W65T

 有効319万画素のカメラと、240×400ドットの2.8型ワイドQVGA有機ELディスプレイを搭載する。カラーはライブピンク、フレッシュホワイト、スプラッシーブルー、ジェットブラックの4色。最小サイズは、幅50×高さ115×厚さ17.3mm、重さ約126g。実勢価格は4万円台後半の見込み。