Nero、自動で動画編集ができる統合マルチメディアソフト「Nero 9」など

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2008/10/17 16:50

 Neroは10月16日、マルチメディア統合ソフト「Nero」の最新版「Nero 9」と、PCからiPodなどへの動画変換・転送が手軽に行える「Nero Move it」を11月28日から順次発売すると発表した。対応OSはいずれもWindows Vista/XP。

Nero 9

 「Nero 9」は、映像や音楽などのAVコンテンツの再生・変換・オーサリングなどの機能を搭載したマルチメディアソフト。「子ども」や「パーティー」といったテーマを選択するだけで、動画にオープニング映像やタイトル、BGMを自動で追加する「ムービーウィザード」や、音楽番組などから音楽だけを抽出し、WMAやMP3形式で保存する「Music Grabber」といった機能を搭載する。

 価格は通常版が1万3500円、アップグレード版が9800円。同社オンラインストアからのダウンロード版も用意し、通常版が1万490円、アップグレード版が8392円。発売日は通常版が12月19日、アップグレード版が11月28日の予定。

 一方、「Nero Move it」は、PCに保存している動画のファイル形式を変更しし、iPodやPSPなどに転送できるソフト。iPod用の動画をPSPへ転送することも可能で、転送する機器ごとに、最適な動画フォーマットに自動で変換する。動画のプレビュー再生機能、iPodのバックアップ機能なども備える。09年2月に発売し、通常版の価格は5490円、ダウンロード版が4980円。