シャープ、BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」、VHSビデオ一体型など2機種

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2008/09/16 20:04

 シャープは9月16日、BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」シリーズでシングルチューナータイプの「BD-HD22」を10月20日に、VHSビデオ一体型の「BD-HDV22」を11月25日に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。実勢価格は「BD-HD22」が12万円前後、「BD-HDV22」が16万円前後の見込み。

 両モデルとも、HDD容量は250GB。地上・BS・110度CSデジタルチューナーと、地上アナログチューナーをそれぞれ1基ずつ搭載する。独自の高画質圧縮技術「MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダー方式」を採用し、ハイビジョン番組を高画質のまま、最長で従来機比5倍の長時間録画が可能。また、「長時間まる録りハイビジョン」機能により、2倍モードや3倍モードなどの長時間録画時でも、番組連動データやサラウンド音声データをそのまま記録できる。

 映画のフィルム映像と同じ24コマ/秒で記録されているBDの映画ソフトを、映画フィルム本来のテイストで視聴できる1080/24p映像出力に対応。また、HDDに録画した1つの番組を、等間隔に28等分した小画面で一覧表示する「見どころ28」機能を搭載。スポーツや歌番組など、見たい競技やアーティストを素早く見つけ出し、そのシーンから見ることができる。

 リンク機能「AQUOSファミリンク」に対応。ファミリンク対応の液晶テレビAQUOSとHDMIケーブルで接続すると、液晶パネルの表示性能を最大限に活用して高画質な映像を出力する「AQUOS純モード」を採用。そのほか、待機時消費電力を削減し効率良く節電できる機能「エコモード」を搭載する。

 VHSビデオ一体型の「BD-HDV22」は、VHSテープの再生のほか、テープの映像をBD/DVDディスクにダビングすることが可能。標準画質で録画した2時間テープ12本がBDディスク1枚に収まる。テープからいったんHDDに録画し、不要なシーンを編集してからディスクへダビングすることもできる。