松下、103V型のプラズマテレビ、「ビエラリンク」にも対応

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2008/08/28 10:07

 松下電器産業は、ハイビジョンプラズマテレビ「新・ヒューマンビエラ プレミアムシリーズ」の新モデルで、世界最大となる103V型の「TH-103PZ800」を発売した。受注生産となり、価格はオープン。実勢価格は560万円前後の見込みで、運送や設置のための工事費が別途必要となる。

 高コントラスト10000:1の優れた「黒」の表現力で、わずかな明るさや微妙な色合いの違いも繊細に描写する。900本以上の走査線による高精細な動画を表示するほか、テレビ番組やブルーレイシネマも、「シネマライブ画質」で鮮明・繊細に再現する。前面ガラス表面の拡散効果や外光映り込みの明るさを低減する「クリアピクチャーパネル」を搭載した。独自の信号処理アルゴリズムを採用し、さまざまなシーンで、より自然な肌色を質感豊かに描写する。

 HDMI接続で対応する機器とリンクする「ビエラリンク」に対応。対応レコーダーとつなげば、見ている放送番組を画面上で一時停止させ、後で続きが見られる「番組キープ」や、対応のラックシアターとつなげば、ラックシアターのサウンドモードが、視聴中の番組に適したモードに切換わる「番組ぴったりサウンド」、早送りや30秒スキップなどができる「画面deリモコン」にも対応する。

 地上/BS/110度CSデジタル放送に対応し、1080p入力まで対応したHDMI端子4系統のほか、本体側面にはビデオ入力端子に加え、HDMI端子1系統も装備。PC入力端子や音声入力端子も備える。