シャープ、5倍録画のBDレコーダー、AQUOSの画質を一層引き立てる機能も

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2008/05/19 19:26

 シャープは5月19日、HDD搭載のブルーレイディスク(BD)レコーダーAQUOS(アクオス)ブルーレイ」3機種を7月1日に発売すると発表した。フルハイビジョン(フルHD)映像を業界最長で長時間録画できるのが特徴。液晶テレビ「AQUOS」に録画した番組などの映像を忠実に出力できる機能も搭載した。価格はオープン。

 HDDの容量が1TB(テラバイト=1000GB)の「BD-HDW30」、500GBの「BD-HDW25」、250GBの「BD-HDW22」をラインアップした。3機種ともに地上・BS・110度CSのデジタルチューナー2基と地上アナログ放送チューナーを1基内蔵する。実勢価格は「BD-HDW30」が28万円前後、「BD-HDW25」が18万円前後、「BD-HDW22」が15万円前後の見込み。


 映像の圧縮方式に「MPEG-4 AVC/H.246」を採用することで、HDDに従来機よりも5倍の長時間録画を可能にした。片面2層式で容量50GBのBDディスクにはフルHD画質で21時間を録画できる。5倍録画では映像とサラウンド音声のみを記録する。BDディスクへのダビングはHDDに5倍録画モードでの記録時のみ可能。

 2、3倍の録画モードでは業界で初めて地デジなどのデジタル放送の映像と番組連動データ、サラウンド音声をそのまま記録できるようにした。そのため、スポーツ番組ではデータ放送で送られてくる選手のデータなども一緒に保存できる。HDD録画した番組は28分割したサムネイル画面で一覧表示する機能を新たに搭載した。

 AQUOSとHDMIケーブルで接続すると、接続したAQUOSのパネルの表示性能を最大限に活用して高画質な映像を出力する新機能「AQUOS純モード」を搭載。ハイビジョン番組やBDソフトの映像を「最も自然な色再現をできるようにした」(松本雅史副社長)という。リンク機能「AQUOSファミリンク」にも対応する。

 デジタル放送の画質を落とさずに記録するDRモードでのHDDからBDへのダビングでは、BDディスクの残量に合わせて自動的に最適な画質に変換して記録する機能も盛り込んだ。今後開始が予定されている、デジタル放送の録画制限の新方式「ダビング10」には放送波を使ったアップデートで対応する。


 環境対応も強化した。「エコモード」と呼ぶ、待機時の消費電力が約0.3ワットの低消費電力機能を搭載。従来機よりも待機電力を約70%削減した。低消費電力機能は本体の専用スイッチを入れると作動する。エコモード利用時には予約録画の実行のみが可能。リモコン操作などは行えない。

 廣部俊彦・常務 AV・大型液晶事業統轄兼AVシステム事業本部長は「BDは着実に伸びており、今回の5倍速長時間録画のBDの販売は加速する。今年はレコーダーの台数に占めるBDの割合は30%以上になる」と述べ、BDの普及に自信をみせた。

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