シャープ、世界最高出力密度のダイレクトメタノール型燃料電池を開発

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2008/05/19 10:07

 シャープは5月16日、世界最高の出力密度0.3W/ccを達成したモバイル機器向けのダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)を開発したと発表した。

 シャープでは発電部のスタック構造に注目。微細加工による薄型セルを利用した「3次元高集積スタック(積層)構造」を開発した。同構造は短冊状の薄型セルに一定の間隔を設けて平行に配置。短冊状のスペーサーをセルと交互に直交して積層した構造を採用し、単位体積あたりのセル表面積の増大と発電エネルギーの基となる、スムーズな空気の対流を確保することで単位体積あたりの出力密度が従来の約7倍となる0.3W/ccを実現した。

 同社では、今回の開発により、現在主流のリチウムイオン電池と同等の体積で、より長時間連続使用が可能な燃料電池の実現を目指す。

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