ヤフーは5月14日、シャープの液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」向けのポータルサービス「Yahoo! JAPAN for AQUOS」を5月29日から開始すると発表した。フルハイビジョン(フルHD)対応モデル向けの高画質・高精細なサービスで、開始当初は12のコンテンツでスタートする。事前登録や利用料は無料。

 コンテンツは「ニュース」「天気」、高級旅館を探せる「Yahoo! トラベル 旅上撰」、国内初のフルHD対応の「地図」、音声付のテレビ向け絵本「テレビでえほん」、「テレビ de クッキング」「シカクいアタマをマルくする。」「スライドショー」「検索ランキング」「映画情報」「Yahoo! オークション人気キーワードランキング」「Yahoo! ショッピング 売れ筋商品ランキング」を用意した。

 ヤフーではリビングに設置してあるテレビの利用を想定。家族で楽しめるようなコンテンツを揃えた。コンテンツは現在、ヤフーがPCや携帯電話用向けに提供する内容やサービスをテレビ用に作り直して配信する。

 操作は「AQUOS」のリモコンで行う。縦や横のスクロールを不要にしたり、キー操作の数を減らし使い方をシンプルにすることで、子供や年配の人でも簡単に使えるようにした。

 サービスを利用できるのは「AQUOS」のインターネットポータルサイト「AQUOS.jp」を利用できるフルHD対応モデル。現在、RXシリーズやGXシリーズ、Tシリーズの合計31機種が対応する。5月29日には「AQUOS.jp」内に専用のチャンネルも設置する。ヤフーでは利用状況をみてショッピングやオークションといった有料サービス、シャープ以外の電機メーカーへのサービス提供も今後検討する。

 ヤフーの喜多埜裕明・取締役最高執行責任者は「今回のサービスは市場で圧倒的なシェアと高い技術力を持つシャープと一緒だからこそ実現できた。テレビでWebサイトを見る習慣はまだ始まったばかりで、まずは12のサービスをユーザーの皆さんに使ってもらうことが重要。ビジネス的には利用者100万人または対応テレビ100万台がキーになる」と抱負を述べた。