日立、BD・フルHD路線を強化しシェア2割を狙う、ビデオカメラ新製品説明会

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2008/02/01 16:58

 日立製作所は1月31日、デジタルビデオカメラの新製品4モデルについてプレス向け説明会を開いた。中心は2月12日に発売する「DZ-BD9H」。HDDとブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載し、1980×1080万画素のフルハイビジョン(フルHD)記録に対応するのが特徴だ。


 「最終的にBDディスクに保存する」「より高画質のフルHD映像を撮る」をコンセプトに開発した「DZ-BD9H」。高画質を実現するために、レンズ、センサー、映像エンジンの全てに改良を加え、フルHD対応のテレビが再現できる限界の水平解像度1000本に迫るほどの高解像度を達成したという。


 同社では「高画質のフルHD画質の保存には、大容量のBDが適している」(吉野正則・デジタルコンシューマ事業部商品企画本部本部長)としてフルHDとBDの親和性を強調。さらに「世界初のBD搭載モデルを開発した同社の技術力を生かして、ハイビジョン撮影が可能なデジタルビデオカメラの市場で、08年秋には販売台数シェア20%を獲得したい」(同)と意気込みを示した。


 また、「年末商戦など通してブルーレイという名が世間に認知されたと思う。これからはブルーレイの時代。同社は、BDに記録を『残す』ということをコンセプトに今後は製品開発を進めていく」と、今後もBDに軸足を置くことを明らかにした。今回新たにカテゴリを追加したHDDのみを搭載するモデルについても、「旅行ユーザーをターゲットに携帯性を重視して、小型化と軽量化を図った」としながら「市販のブルーレイ・ライターとの接続用に高速転送が可能なeSATA端子を搭載した」(同)として、あくまでも最終的にはBDに残すことを意識して作ったと説明。夏にも純正のブルーレイ・ライターを発売する予定だという。


 一方、HDDとDVDドライブを搭載したハイブリッドタイプの製品については、DVDに記録するという既存のニーズに対応するために、今後もラインアップを充実させていくとして、BDへの1本化は否定した。

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