キヤノンは、同社初のフルハイビジョン(フルHD)記録対応モデルなど、デジタルビデオカメラ「iViS」の新製品を3月上旬から順次発売する。ラインアップは、ハイビジョン対応の「iVIS HF10」「iVIS HF100」「iVIS HV30」と通常画質の「iVIS FS10」「iVIS DC300」の計5機種。価格はすべてオープン。

 「iVIS HF10」「iVIS HF100」は記録媒体にSD・SDHCカードを採用し、同社では初めて1920×1080画素のフルHD記録に対応したハイビジョンカメラ。上位モデルの「iVIS HF10」は本体に16GBのフラッシュメモリも内蔵し、16GBのSDHCカードと内蔵メモリを組み合わせ、LPモードで撮影した場合で最長約12時間記録できる。内蔵メモリからSD・SDHCカードにデータをコピーすることも可能。

 動画の記録方式はAVCHD。約331万画素の動画用CMOSセンサー「キヤノン フルHD CMOS」、光学式手ブレ補正機能を備えた光学12倍ズームの「キヤノンHD ビデオレンズ」を搭載し、独自の映像エンジン「DIGIC DV II」を備える。大きさは2機種ともに幅73×高さ64×奥行き129mm、重さは本体のみで約380g。


 「iVIS HV30」は、miniDVテープにハイビジョン映像を記録するHDV規格対応のハイビジョンカメラ。約296万画素の動画用CMOSセンサー「キヤノン フルHD CMOS」や光学10倍ズームの「キヤノンHD ビデオレンズ」、「DIGIC DV II」を搭載する。カラーはブラック。大きさは幅88×高さ82×奥行き138mm、重さは本体のみで約535g。

 標準画質の「iVIS FS10」は、8GBの内蔵メモリとSD・SDHCカードのどちらにも記録可能な「ダブルメモリ」タイプ。一方、「iVIS DC300」は、8cmDVDに記録する。どちらも画質を劣化させずにズーム撮影ができる「アドバンストズーム」に対応し、「iVIS FS10」は48倍、「iVIS DC300」は41倍までズーミングを行うことができる。実勢価格は、「iVIS HF10」が13万円前後、「iVIS HF100」「iVIS HV30」が11万円前後、「iVIS FS10」が8万円前後、「iVIS DC300」が5万円前後見込み。