任天堂とNTT東西、「Wii」のネット接続と「フレッツ光」販促で協業

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2007/11/28 21:08

 任天堂NTT東日本、NTT西日本は11月28日、任天堂のゲーム機「Wii(ウィー)」のインターネット接続の促進とNTTの光ファイバーサービスの販促で協業すると発表した。ネット接続率を高めてゲームのダウンロードサービスなどを普及させたい任天堂と光回線の販売を拡大したいNTTの思惑が一致した。



 3社は「Wii」のユーザーを対象にインターネットの接続設定サポートとのコンサルティングサービスを11月29日から開始する。具体的には、任天堂NTT東西が「Wii×フレッツ接続サポートセンター(コールセンター)」を開設。NTTの光ファイバーサービス「フレッツ光」と「Wii」のネット接続についてのコンサルティングを実施し、新規の光ファイバー回線の受付から接続までを支援する。

 また、07年12月31日までに「フレッツ光」を新規で申し込んだユーザーに対し、パッケージサービス「簡単!便利!Wii接続おまかせパック」も販売する。内容は「フレッツ光」の回線工事費と「Wii」の接続に必要な無線LANアクセスポイントの提供、機器の訪問設定を行う。



 さらに、Wiiで有料ソフトをダウンロードするときに使用できるポイントサービス「Wiiポイント」を1000ポイント(1ポイントは約1円相当)を付与する。訪問設定サービスは1000Wiiポイントに振り替えることもできる。価格は、アクセスポイントにバッファロー製の「Wi-Fi Gamers」を選んだ場合で6800円。

 そのほか、任天堂では、ネットワーク対応のゲームソフトを拡充し、08年3月には店頭で販売されていないWii専用ソフトを有料でダウンロードできる「Wiiウェア」などを提供。新たなネットワーク関連のサービスも展開することで、ネット接続率を高める狙い。

 任天堂の波多野信治専務営業本部長は「『Wii』のネット接続率は40%で、50%という家庭のブロードバンド普及率よりも低い。接続率の向上にはゲームやサービスの充実だけでなく、簡単にネットに接続できる環境整備が必要。NTTはそうしたノウハウを持っている」と協業した理由を述べた。

 一方、NTT東日本の古賀哲夫副社長は「パソコンだけに頼った光ブロードバンドの拡大は難しい。インターネットが利用できるゲーム機の『Wii』ならばパソコンなしでも光ブロードバンドに加入してもらえるのではないか」と述べ、Willが光ファイバー販売の起爆剤になるとの期待感を示した。



任天堂=http://www.nintendo.co.jp/
NTT東日本=http://www.ntt-east.co.jp/
NTT西日本http://www.ntt-west.co.jp/


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