ビジュアル・ファースト(渡部浩社長)は6月27日、犬を育成するパソコン用オンラインゲーム「Soundness Online(サウンドネス オンライン)」のβ版サービスを、ゲーム内に出店を希望する企業向けに開始したと発表した。一般ユーザー向けサービスは7月27日に開始する。

 ビジュアル・ファースト(渡部浩社長)は6月27日、犬を育成するパソコン用オンラインゲーム「Soundness Online(サウンドネス オンライン)」のβ版サービスを、ゲーム内に出店を希望する企業向けに開始したと発表した。一般ユーザー向けサービスは7月27日に開始する。

 「Soundness Online」は、オンライン上の仮想都市「プラナスシティ」で、プレーヤーが選んだ犬を育て一緒に生活していくことを楽しむゲーム。ゲームでは愛犬のしつけができるほか、ドッグスポーツや狩猟、犬ぞりなども行える。犬の寿命は設定されておらず、ゲーム内では愛犬とずっと生活することが可能。プレーヤーが選べる犬種は年内までで60種類、1年後には150種類までに増やす予定。

 ゲームでは時間や季節によって風景が星空、紅葉、雪景色などに変化。現実と同じような世界観を演出できるように、グラフィックは細部までこだわった。今後は花火大会や阿波踊りなど季節のイベントも盛り込んでいく予定。


 コミュニティ機能では、音声チャットとユーザーが「プラナスシティ」で住んでいる仮想の部屋「HOME」を搭載。「HOME」では犬の育成やブリーディング(交配)ができるほか、友だちを招いてシークレットチャットなども行える。

 7月からはRPG(ロール・プレイング・ゲーム)のような「ダンジョン」機能を追加。「ダンジョン」は「プラナスシティ」とは違う世界という設定で、ユーザーがダンジョンに入るとモンスターが出現し戦闘を行う。犬と一緒にダンジョンに入った場合は愛犬が変身し、モンスターを倒す手助けをする。

 また、ビジュアル・ファーストが店を出したい企業を募り、企業が仮想店舗をゲーム内の都市に出店するサービスも行う。そのため、ゲーム内ではゲームで使用するアイテムだけでなく、現実の商品も購入できる。店舗や店内は3Dグラフィックで表示し本物感を演出するほか、開店の1週間前から、建設中の様子を見ることができるようにする。10月からサービスを開始する。


 ビジュアル・ファーストは、企業向けのソフトウェア開発やシステム構築を行う会社で、「Soundness Online」がパソコン向けオンラインゲーム事業の第1弾となる。同社の調査ではオンラインゲームユーザーの約40%が女性で、チャットを楽しみたい主婦層が多いことが判明。そこで今回、コミュニティ機能と、女性でも参加して楽しめることができる「犬の育成」をテーマにしたゲームで参入することにした。

 発表会で渡辺浩社長は「(オンラインゲーム市場は)年々拡大している。07年の12月までに10万人、09年には100万人のユーザーを獲得したい」と抱負を述べた。