ソニー、「VAIO」夏モデルを4月21日から発売、Core 2 Duo搭載モデルを拡充

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2007/04/11 17:52



 ソニーは4月10日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデルを発表した。ノートPC「type F」4機種、「type N」1機種、「type C」7機種、ボード型のデスクトップPC「type L」12機種の計4シリーズ24機種をラインアップし、ノートPCはすべて店頭販売する標準モデル。デスクトップPCでは、CPUなどの仕様をカスタマイズできる「VAIOオーナーメードモデル」も用意する。

 4シリーズともに、従来のデザインなどを継承する一方、HDDの容量を増やし、デュアルコアCPU「Core 2 Duo」の搭載モデルを拡充した。また、ブルーレイディスク(BD)ドライブ搭載モデルには、ハイビジョン映像の編集やディスクへの書き込みが手軽に行える、BD対応のDVD作成ソフト「Click to DVD BD」を装備した。

 ボードPC「type L」は、15.4型ワイド液晶搭載モデルと19型ワイド液晶搭載モデルを揃えた。15.4型モデルには新色「アクア」を追加し、従来のシルバー、エバーホワイト、ロゼとあわせ、4色のカラーバリエーションで展開する。19型モデルはテレビチューナーの非搭載モデル「VGC-LA73B」「VGC-LA53B」を追加した。また、VAIOオーナーメードモデルでは、地上デジタルチューナー搭載を選択できる。

 同時に、「VAIOオーナーメードモデル」として販売している「type F」「type C」とモバイルノートPC「type G」で、カスタマイズできる仕様を変更したと発表した。新たに「type G」は、HDDの代わりに約32GBのフラッシュメモリの選択が可能になった。

 価格はオープン。店頭販売モデルの実勢価格は、「type F」が12万9800円-17万9800円前後、「type N」が13万4800円前後、「type C」が14万4800円-18万9800円前後、「type L」が15万9800円-39万9800円前後の見込み。

 発売日は「type L」の「VGC-LA83DB」「VGC-LA73DB」だけが5月19日、そのほかは4月21日。「VAIOオーナーメードモデル」は4月10日から受注を始めている。