米アップルは4月2日、EMI Musicから音源を提供を受け、各国の音楽配信サイト「iTunes Store」で、再生するデバイスの種類や台数などの制限がないDRMフリー(デジタル著作権管理なし)の楽曲を5月から販売すると発表した。

 米アップルは4月2日、EMI Musicから音源を提供を受け、各国の音楽配信サイト「iTunes Store」で、再生するデバイスの種類や台数などの制限がないDRMフリー(デジタル著作権管理なし)の楽曲を5月から販売すると発表した。

 DRMフリーの楽曲は、現在の128kbpsの2倍となる、ビットレート256kbpsのAACファイル形式で配信する。価格は、従来の1曲当たり99セントに対し、DRMフリー版は1.29ドル。これまでに購入したEMIのDRM付きの楽曲を、1曲当たり30セントでDRMフリー版にアップグレードできるオプションも用意する。このほか、EMIのすべてのミュージックビデオについてもDRMフリーで提供する。ビデオの価格は据え置き。

 「iTunes Store」では、今後も引き続きDRM付きの128kbpsエンコーディング版を販売するが、DRMフリーの高音質版が提供可能になれば、両方を併売する予定。同社では、07年末までに、「iTunes Store」のラインアップの半分以上をDRMフリー版で提供したい考え。なお、日本でのサービス実施は未定。