コレガ、Draft IEEE802.11n対応の無線LANルータ、カードとのセットモデルも

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2007/04/02 10:12

 コレガ(加藤彰社長)は3月29日、次世代無線LAN規格「Draft IEEE802.11n」に準拠する無線LANルータ「CG-WLBARGN」を4月上旬に発売すると発表した。価格は3万3600円。

 コレガ(加藤彰社長)は3月29日、次世代無線LAN規格「Draft IEEE802.11n」に準拠する無線LANルータ「CG-WLBARGN」を4月上旬に発売すると発表した。価格は3万3600円。

 次世代無線LAN規格「Draft IEEE802.11n」に準拠し、3つのアンテナで送受信することで、従来のシステム「MIMO(Multiple Input Multiple Output)」よりも高速で安定した通信が行えるのが特徴。伝送速度は理論値で最大130Mbps(メガビット/秒)を実現する。

 ポートを5つ備え、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応。有線LANでの実効スループットは、DHCP接続でのFTP測定値で約850Mbps。無線チャンネル混雑時でも最適なチャンネルを使用する「空きチャンネル自動検索」機能も搭載した。

 任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」「ニンテンドーDS」との接続も確認済み。セキュリティでは、無線LAN接続設定方式「Wi-Fi Protected Setup(WPS)」を採用。同社の対応クライアントであれば、クライアントソフトとルータのボタンを押すだけで、初心者でも簡単に設定が完了する。通常1つのアクセスポイントが持てるESSIDを1つから2つに増やす「マルチAP機能」も搭載。パソコンやゲーム機など、ESSIDごとに別々のセキュリティ設定を使用することができる。

 電源はACアダプタを使用。アンテナ部を除くサイズは、幅165×奥行き150×高さ33mm。「CG-WLBARGN」と無線LANカードのセットモデル「CG-WLBARGN-P」と、無線LANカード「CG-WLCB144GN」も4月下旬に発売する予定。