松下電器産業は3月30日、東芝と設立したブラウン管の製造・販売会社、松下東芝映像ディスプレイを、4月1日に子会社化すると発表した。東芝が持つ松下東芝映像ディスプレイの株式35.5%を3月30日に買い取り、100%完全子会社化する。取得金額は非公表。

 子会社化後、社名は「MT映像ディスプレイ」に変更する。従業員数は9077名で、資本金は100億円。本社は大阪府高槻市に置く。国内ではプラズマや液晶などの薄型テレビの販売拡大で、ブラウン管テレビの販売は減少傾向にあるが、中南米やアジア地域では依然として需要が根強い。松下では製造コストの削減を徹底し、ブラジルやアルゼンチン、インド、中国などに販売の重点を置くことで事業を継続していく考え。