バッファロー、同社初のPLCアダプター、親機と子機のセットで2万2050円

ニュース

2007/03/22 20:46

 バッファローは3月22日、家庭などの電力線を使ってネットワークが利用できるPLC(高速電力線通信)アダプターのセットモデル「PL-HDP-L1/S」と増設用の子機「PL-HDP-L1」を4月上旬に発売すると発表した。価格は、「PL-HDP-L1/S」が2万2050円、「PL-HDP-L1」が1万4280円。

 バッファローは3月22日、家庭などの電力線を使ってネットワークが利用できるPLC(高速電力線通信)アダプターのセットモデル「PL-HDP-L1/S」と増設用の子機「PL-HDP-L1」を4月上旬に発売すると発表した。価格は、「PL-HDP-L1/S」が2万2050円、「PL-HDP-L1」が1万4280円。

 PLCは、LANのケーブルの代わりに家屋の電気配線とコンセントを利用して通信を行う技術。親機をモデムとコンセントに、子機をパソコンとコンセントに接続するだけでインターネットが利用できる。

 「PL-HDP-L1/S」は、親機と子機各1台のセットモデル。「PL-HDP-L1」はパソコン増設用の子機単体で、1台の親機に対して最大15台まで接続できる。

 通信方式は、松下電器が提唱する「HD-PLC」方式を採用。周波数範囲帯は4-28MHz。通信速度は理論値で最大190Mbpsで、通信距離は最大150m。プロトコルはTCP/IP/UDP/HTTP(IPv4/IPv6)に対応する。

 セキュリティ機能は「AES128bit」の暗号化方式を採用し、セットモデルの「PL-HDP-L1/S」では両機のセキュリティ設定をあらかじめ設定して出荷する。また、子機の増設時も、親機と子機の上面にあるセットアップボタンを同時に押すだけでセキュリティ設定が自動で完了する。本体サイズは親機、子機ともに幅40×高さ70×奥行き122.3mm、重さは約240g。