iriver、美しい有機ELディスプレイを搭載した最薄部8.2mmの携帯オーディオ

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2007/03/20 13:56

 iriver japan(浅野樹美社長)は3月16日、ディスプレイに高精細なアクティブマトリックス式の有機ELを採用したフラッシュメモリタイプの携帯オーディオ「Clix2」を4月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、同社直販サイト「iriver eストア」での価格は、メモリ容量4GBのモデルが2万7800円、2GBモデルが2万2800円。

 iriver japan(浅野樹美社長)は3月16日、ディスプレイに高精細なアクティブマトリックス式の有機ELを採用したフラッシュメモリタイプの携帯オーディオ「Clix2」を4月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、同社直販サイト「iriver eストア」での価格は、メモリ容量4GBのモデルが2万7800円、2GBモデルが2万2800円。

 音楽に加え、動画や静止画も再生できる多機能プレーヤー。また、携帯オーディオでは初めて、26万色表示に対応した2.2インチのアクティブマトリックス式有機ELディスプレイ(AM OLED)を搭載。AM OLEDは高い色調再現、広視野角、高コントラスト、高速応答などの特徴を持ち、30fpsの動画も滑らかに表示できるという。

 また、同ディスプレイを採用することで薄型化、軽量化にも成功。曲面を生かした美しいフォルムで、前モデル「U10/iriver clix」よりも最薄部で50%薄くなり、重さも約21%軽くなった。操作方法は、画面の上下左右を直接クリックすることで操作する「ダイレクトクリック」を採用。さらに、クリックの長押しで便利なサブメニューを呼び出すことができる。

 このほか、海外でも利用可能な録音機能付きFMチューナー、内蔵マイクによるボイスレコーディング機能、テキストビューワー機能、アラームクロックなどを備える。

 再生可能な音楽ファイルはMP3/WMA/OGGで、Windows Media形式のDRM10(音楽著作権保護)も再生可能。静止画はJPEG。動画はMPEG4/WMV9のほか、Macromedia Flash Lite 2.1に対応し、ゲームソフトなどのインタラクティブ・コンテンツも楽しめる。

 電源は内蔵リチウム充電池を使用し、別売りのACアダプターにも対応する。連続再生時間は音楽で約24時間、動画で約5時間。また、別売りのスピーカー内蔵クレードルを使用すれば、本体を机に置いた状態で音楽や動画を再生したり、USBでPCと接続し、データ転送や充電を行うこともできる。

 サイズは幅80.3×高さ46.8×奥行き12.8mm、重さは55g。カラーは、4GB、2GBモデルともに、背面がホワイトとブラックの2色のカラーバリエーションを用意する。