サンワサプライ、延長手元スイッチ付きパソコン自動切替器6種

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2007/03/20 10:11



 サンワサプライは、手元で楽に切り替えられる「延長手元スイッチ」を装備したパソコン自動切替器「SW-KVM2Wシリーズ」を発売した。対応するキーボード、マウス、ディスプレイの組み合わせによって6タイプをラインアップする。価格は6090円から1万9740円。

 いずれもキーボードを使ったホットキーによる切り替えに加え、手元に設置できる「延長手元スイッチ」で簡単に切り替え操作を行うことができる。ホットキーは「Ctrl」または「ScrLock」の2回押しのどちらかを選択でき、使用中のソフトでホットキーが重なっても回避することができる。

 ホットキーを無効にする「切替ロック機能」、接続した2台のパソコンを自動で交互に切り替える「オートスキャンモード」も搭載した。また、ディスプレイのDVI端子またはVGA端子に直接接続するタイプのため、ディスプレイケーブルが必要なく、ノイズにも強いという。切り替え時には切替音(ビープ音)が鳴らない静音仕様とした。

 価格は、PS/2キーボード・PS/2マウス・DVI対応の「SW-KVM2WDP」が1万4490円、USBキーボード・USBマウス・DVI対応の「SW-KVM2WDU」が1万9740円、PS/2キーボード・USBマウス・DVI対応の「SW-KVM2WDX」が1万5540円。DVI対応モデルはいずれもデジタル信号のみ対応し、アナログ信号には対応しない。解像度は1600×1200ドットまで表示可能。

 一方、アナログディスプレイ用は、PS/2キーボード・PS/2マウス・VGA対応の「SW-KVM2WVP」が6090円、USBキーボード・USBマウス・VGA対応の「SW-KVM2WVU」が9240円、PS/2キーボード・USBマウス・VGA対応の「SW-KVM2WVX」が8190円となっている。解像度は2048×1536ドットまで表示可能。

 対応OSは、ともにWindows Vista/XP/2000/Me/98SE/Server 2003、Linux(Redhat8.0動作確認)。さらにUSBキーボード、USBマウス対応の「SW-KVM2WDU」「SW-KVM2WVU」はMac OS X、Mac OS 8.6-9.2.2にも対応し、WindowsとMac OSの混在環境でも一組のコンソールで共有できる。また、ノートPCでも使用できる。

 切替器本体部のサイズは、幅33.6×奥行き115.1×高さ24.0mm。電源はそれぞれ接続したパソコンのキーボードから供給する。