日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は3月15日、ロックバンド「ORANGE RANGE(オレンジレンジ)」のファンクラブ限定ライブツアー「AID JAM007」に、ミューチップ入りのICタグを縫い付けたタオルマフラーを使った入場受付システムを提供したと発表した。

 日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は3月15日、ロックバンド「ORANGE RANGE(オレンジレンジ)」のファンクラブ限定ライブツアー「AID JAM007」に、ミューチップ入りのICタグを縫い付けたタオルマフラーを使った入場受付システムを提供したと発表した。

 チケットの不正転売や偽造などを防止するため、ライブチケットの代わりに、ミューチップ入りのICタグを縫い付けたタオルマフラーを、ライブの申込者にあらかじめ発送。ライブの当日、入場受付でICタグのIDを読み取ることで本人確認を行った。来場者数は全国6会場・9公演合計で約2万人。

 ICタグ入りのタオルマフラーをチケットの代用とする仕組みは業界初で、ライブツアーを主催するスパイスミュージック(酒井康雄会長兼CEO)とぴあ(矢内廣社長)が考案した。日立情報では両社と共同でタオルマフラー用のICタグ約2万枚と入場受付システムを開発、同ツアーに提供した。

 ミューチップは、日立製作所が開発した世界最小クラスの無線ICタグ。今回のタオルマフラーでは、0.4ミリ角のもの使用した。同チップは05年に開催された「愛・地球博」でも採用された。