リコー、カラーで毎分26枚印刷できるLEDカラープリンタ、19万8000円で

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2007/03/16 10:07

 リコー(桜井正光社長執行役員)は、LED方式のA3カラープリンタ「IPSiO SP C711」を3月15日に発売した。「IPSiO SP C710」の上位モデルで、税抜き価格は19万8000円。

 リコー(桜井正光社長執行役員)は、LED方式のA3カラープリンタ「IPSiO SP C711」を3月15日に発売した。「IPSiO SP C710」の上位モデルで、税抜き価格は19万8000円。

 プリント速度はA4横送りで、カラーが毎分26枚、モノクロが毎分32枚と高速。オプションで対応の両面印刷時もカラーで毎分11枚、モノクロで毎分11.5枚の速度で印刷できる。マルチプラットフォームのプリンタコントローラーを搭載しており、Windows環境やMetaFrame環境に標準対応する。さらに、オプションでCADやUNIX、Macintosh、IBMホスト端末、さらにPictBridge規格のデジタルカメラからの出力まで幅広くカバーする。

 リコー独自の不正コピーガード機能を備え、新たに情報漏えい対策に「不正コピー抑止地紋印刷機能」を標準搭載した。別売の「Ridoc IO TrustyPrint Version2」を使えば、印刷した日時やユーザー名を自動的に地紋に印字できるため、不正コピーの抑止効果がより一層高まる。

 幅広いサイズの用紙が使用でき、手差しトレイでは、はがき、往復はがき、封筒(長形3号、角2)など、64?200g/m2の用紙厚に印刷することもできる。最大で297mm×1200mmまでの長尺紙や、64mm×148mmまでの小サイズ印刷も可能。

 解像度は最大で600×1,200dpi。約5.5μmの小粒径トナーを採用することで再現性が向上した。コンビニエンスストアの料金徴収などに使用されるバーコード「UCC/EAN128」の印刷にも対応する。100Base-TX・10Base-TのネットワークやUSB2.0に標準対応。オプションで、IEEE802.11b準拠の無線LANやIEEE1284なども利用できる。本体サイズは、幅514×奥行き593×高さ341mm。