NTTドコモは3月14日、セキュリティ機能を強化した富士通製の法人向け第3世代(3G)携帯電話「F903iBSC」を3月19日に発売すると発表した。

 個人ユーザー向けに販売している「F903i」を法人用に改良した端末。カメラや外部メモリ用スロット、赤外線通信機能、非接触IC「Felica(フェリカ)」を使った決済機能、USB経由でのデータ通信機能などを取り除くことで、情報漏えいを防止できるようにした。

 また、電話帳の登録件数を最大101件に制限したほか、「iアプリ」や音楽プレーヤー機能を搭載しないことで、業務以外の用途で利用できないようにした。そのほか、指紋認証やパスワード機能、端末を閉じるとロックがかかる開閉ロック機能などを盛り込んだ。

 さらに、端末の紛失や盗難があった場合に、ドコモの専用窓口に連絡することで、電話帳、メール、スケジューラー、データBOX、発着信履歴、画面メモなどの端末内のデータを、ドコモが遠隔操作で初期化する「遠隔データ初期化機能」にも対応した。同機能は4月から提供を開始する。

 サイズは、高さ102×幅50×厚さ24mm。重さは約131g。連続待ち受け時間は、静止時で約540時間、移動時で約380時間。連続通話時間は約160分。