デノン、2つのユニットでサラウンド再生が楽しめるホームシアターシステム

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2007/03/02 17:15



 デノンコンシューマーマーケティングは、フロントスピーカーとサブウーハーユニットだけで臨場感あふれるサラウンド再生が可能なホームシアターシステム「DHT-FS1」を3月中旬に発売すると発表した。カラーはブラックとシルバーの2色で、価格は9万9750円。


 フロントスピーカーユニットに設置する部屋の広さや音響特性ごとの設定があらかじめ登録されており、ユーザーは設定を選びDVDプレーヤーやテレビと接続するだけで、手軽にホームシアター環境を構築できる。

 フロントユニットには6つのスピーカーを内蔵。独自のサラウンド技術「X-SPACE SURROUND」で、個々のスピーカーを制御し、音を部屋の中に幅広く放射することで、サラウンド再生ができるようにした。サブウーハーはフロントスピーカー専用に調整してあり、迫力のある低音域を出力する。

 「Dolby Digital」「DTS」「AAC」の音声フォーマットに対応。2チャンネルの音声をサラウンドで再現できる「Dolby Pro Logic II」も搭載した。別売りの専用コントロールドックと接続することで、iPodを付属のリモコンで操作することもできる。サイズはフロントスピーカーが幅850×高さ96×奥行き125mm、サブウーハーは幅106×高さ380×奥行き360mm。

 同時に、専用のオーディオラック「ARC-FS1」も3月中旬に発売すると発表した。カラーはブラック、シルバーの2色。価格は5万400円。



 ラック中央上部に付属のブラケットを取り付けることで、「DHT-FS1」を収納することが可能。サブウーハーもラック左右のいずれかに収めることができる。天面には「DHT-FS1」の形状に合わせたラウンドデザインを採用。キャビネットの素材は、スピーカーキャビネットにも採用されるMDF材を使用した。サイズは幅1210×高さ495×奥行き514mm。