ペンタックス、手ブレ補正機能を強化したコンパクトデジタルカメラなど

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2007/02/22 21:45

 ペンタックス(浦野文男社長)は2月22日、コンパクトデジタルカメラ「Optio(オプティオ)」シリーズで、有効1000万画素で手ブレ補正機能を強化した「ペンタックス オプティオ A30」と、水深3mで連続2時間の水中撮影が可能な「ペンタックス オプティオ W30」を3月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「A30」が4万円台前半、「W30」が4万円前後の見込み。

 ペンタックス(浦野文男社長)は2月22日、コンパクトデジタルカメラ「Optio(オプティオ)」シリーズで、有効1000万画素で手ブレ補正機能を強化した「ペンタックス オプティオ A30」と、水深3mで連続2時間の水中撮影が可能な「ペンタックス オプティオ W30」を3月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「A30」が4万円台前半、「W30」が4万円前後の見込み。


 「ペンタックス オプティオ A30」は、有効1000万画素のCCDを備え、光学3倍ズームレンズを搭載する上位モデル。焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で38mm-114mm相当。最高感度を従来機種のISO1600からISO3200に高め、新たに高精度ジャイロセンサーと同社のデジタル一眼レフカメラで使用する技術を応用した制御アルゴリズムを取り入れるなど、手ブレ補正機能を強化した。

 記録媒体はSDメモリカード、SDHCメモリカードを採用し、約22MBのメモリも内蔵する。電源は専用の充電式リチウムイオンバッテリー。サイズは幅89.5×高さ57.5×奥行き23.5mmで、電池とカードを除く重さは130g。

 一方、「ペンタックス オプティオ W30」は、防水・防塵設計が特徴。外装に採用した金属性の前後カバーや内部構造の改良で防水性能を強化し、水中での撮影可能な時間を、従来の水深1.5mで連続30分から、水深3mで連続2時間までに強化した。有効710万画素のCCDと、35ミリフィルムカメラ換算で38mm-114mm相当の光学3倍ズームレンズを搭載する。

 記録媒体はSDメモリカード、SDHCメモリカードを採用し、約21.9MBのメモリも内蔵。電源は専用の充電式リチウムイオンバッテリー。サイズは幅107.5×高さ54×奥行き23.5mmで、電池とカードを除く重さは140g。カラーはシルバー、ブルー、ピンクの3色。

 また、デジタル一眼レフカメラ専用の交換レンズ「smc PENTAX-DA★(スター)」シリーズ2機種も近日中に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格はいずれも12万円台後半の見込み。

 非球面レンズや特殊光学ガラス、独自のレンズコーティング技術など高度なテクノロジー装備し、画像周辺部までくっきりとした描写が可能。内部に搭載する超音波モーターによって、静かで滑らかなオートフォーカスを実現する「SDM」機構を新たに採用する。

 「smc PENTAX-DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM」は、超広角域から中望遠域をカバーする約3.1倍ズームレンズ。焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で24.5-76.5mm相当。「smc PENTAX-DA★ 50-135mm F2.8ED [IF]SDM」は、2.7倍の望遠ズームレンズ。焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で76.5-207mm相当。