三菱総合研究所(田中將介社長)とアイピートーク(内藤明彦社長)は2月19日、次世代インターネットプロトコル「IPv6」に対応した「モバイルIPフォン」を日本で初めて開発したと発表した。三菱総合研究所はIPv6に関する技術を、アイピートークはモバイルIPフォンの開発技術を提供した。

 三菱総合研究所(田中將介社長)とアイピートーク(内藤明彦社長)は2月19日、次世代インターネットプロトコル「IPv6」に対応した「モバイルIPフォン」を日本で初めて開発したと発表した。三菱総合研究所はIPv6に関する技術を、アイピートークはモバイルIPフォンの開発技術を提供した。

 モバイルIPフォンは、無線LANを用いて通話する携帯型のIP電話。両社が開発したモバイルIPフォンでは、現在一般的に使われている「IPv4」よりも多くのIPアドレスをサポートし、セキュリティ機能も向上した「IPv6」を採用。全端末がグローバル固定アドレスを持ち、インターネットへの直接接続を可能にした。これにより、携帯型IP電話でP2Pアプリケーションを利用しやすくなり、普及が見込まれる電子政府などの公共機関での採用が期待できるという。

 IPv6の応用先として、例えばIP電話やIP放送(IPTV)、ネット家電、電子政府などが想定されており、IP電話はその一つ。同IPフォンは、オープンソースのSIPサーバー「Asterisk」のIPv6対応版を活用して動作を確認。また、1月16日付でIPv6の国際規格「IPv6 Ready Logo」を取得した。