ソフトバンクM、親も安心できる子ども用のケータイサイトを開設

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2007/02/16 10:14

 ソフトバンクモバイルは2月15日、第3世代(3G)携帯電話を利用する子どもが安心して楽しめるコンテンツを提供する携帯電話用ポータルサイト「Yahoo!きっず」の利用申し込み受け付けを2月23日に開始すると発表した。サイトは3月14日にオープンする。

 ソフトバンクモバイルは2月15日、第3世代(3G)携帯電話を利用する子どもが安心して楽しめるコンテンツを提供する携帯電話用ポータルサイト「Yahoo!きっず」の利用申し込み受け付けを2月23日に開始すると発表した。サイトは3月14日にオープンする。

 「Yahoo!きっず」は、独自のフィルタリング基準で選んだ、96のコンテンツを楽しめる子どもを対象にした携帯電話向けのポータルサイト。同社の子ども向けの3G携帯電話端末「コドモバイル SoftBank 812T」などからアクセスできる。

 サービスでは携帯電話からサイトにアクセスすると必ず設定・変更などを行う「ウェブ利用のご案内」のトップページに接続。保護者が暗証番号を入力することで、「Yahoo!きっず」のトップページに切り替わる仕組み。そのため、子どもが勝手にサイトにアクセスしてもコンテンツが掲載されていない案内サイトが表示されるだけで、誤ってコンテンツを購入することを防止できる。

 利用料は無料だが、別途、月額315円のネット接続サービス「S!ベーシックパック」の申し込みが必要となる。

 同時に、3G携帯電話向けに提供している、子どもや青少年ユーザーの有害サイトなどへのアクセスを防止するサービス「有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)」の「ウェブ利用制限」の加入を促進する施策も開始すると発表した。

 今回の取り組みでは、フィルタリングサービスの親権者確認対象年齢を18歳未満から20歳未満に引き上げるほか、親権者「同意書」を改定し、フィルタリングサービスの申し込み意思確認欄への記入を必須にする。

 さらに、3G携帯電話の新規申し込みを行ったユーザー全員に、フィルタリングサービスの申し込み意思確認を必須にする。ユーザーは「Yahoo!きっず加入」「ウェブ利用制限加入」「加入しない」から選択できる。

 フィルタリングサービスの月額利用料は無料。サービスを利用することで、「出会い系サイト」や「アダルトサイト」などの有害サイトへのアクセスを制限できる。