NTTドコモ、高速データ通信が可能な「F903iX HIGH-SPEED」を2月20日に発売

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2007/02/14 21:19

 NTTドコモは2月14日、高速データ通信規格「HSDPA」に対応した富士通製端末「F903iX HIGH-SPEED」を2月20日に発売すると発表した。本体カラーはダークワインとアッシュシルバーの2色。

 NTTドコモは2月14日、高速データ通信規格「HSDPA」に対応した富士通製端末「F903iX HIGH-SPEED」を2月20日に発売すると発表した。本体カラーはダークワインとアッシュシルバーの2色。

 下り最大3.6Mbps(メガビット/秒)、上り384Kbps(キロビット/秒)に高速化されたHSDPA対応のFOMA端末。従来約21秒かかっていた、1MBのアプリケーションのダウンロード時間が、約2秒に短縮される。

 ディスプレイ部を左右に90度傾けるだけで、表示が自動的に横表示に切り替わる「スイングスタイル」を採用。メール閲覧時やカメラ利用時、フルブラウザ利用時などに横ワイド表示で各機能を利用できる。また、ディスプレイを左右に振ることで、カメラやミュージックチャネルなどが自動で起動するように設定することも可能。このほか、メール作成中に振るとデコメピクチャや定型文などを選択・貼り付けることができる。

 音楽自動配信サービス「ミュージックチャネル」にも対応し、夜間、同時に2番組のダウンロード予約ができるほか、最大50番組を保存することができる。「着うたフル」や「Windows Media Audio(WMA)」にも対応。「着うたフル」は約30時間、「WMA」なら約29時間連続で再生できる。

 FMトランスミッターも搭載し、カーステレオやFMラジオなどに音楽を飛ばして再生することもできる。専用の「ミュージックコントロールキー」を本体側面に搭載。音楽の再生、一時停止、早送り、巻き戻しなどを直感的に操作できる。

 また、1GBのメモリを内蔵し「着うたフル」は約470曲、メガiアプリは300件、動画は約49時間、受信メールは最大2000件保存することができる。このほか、指紋センサー、FeliCa機能、有効320万画素のカメラ機能などを搭載した。折りたたみ時の本体サイズは高さ102×幅49×厚さ24mmで、重さは約130g。