日本ビクターは2月7日、家庭用としては世界で初めて1920×1080ドットのフルハイビジョン撮影ができるHDDデジタルビデオカメラ「Everio GZ-HD7」を3月中旬に発売すると発表した。本体カラーはエレガントブラックとインテリジェントシルバーの2色。価格はオープンで、実勢価格は20万円前後の見込み。

 日本ビクターは2月7日、家庭用としては世界で初めて1920×1080ドットのフルハイビジョン撮影ができるHDDデジタルビデオカメラ「Everio GZ-HD7」を3月中旬に発売すると発表した。本体カラーはエレガントブラックとインテリジェントシルバーの2色。価格はオープンで、実勢価格は20万円前後の見込み。

 発表会の冒頭、中沢隆平・モバイルAV事業グループ統括・カムコーダーカテゴリー長は「世界規模で見た場合、HDD搭載デジタルビデオカメラの出荷台数は07年度に420万台に達する見込み。フルHD対応モデルを他社に先駆け発売することで、(HDD搭載デジタルビデオカメラの世界市場で)50%のシェアを獲得していきたい」と語った。

 家庭用として初めて「FUJINONレンズ」を使った「フルハイビジョン3CCDカメラシステム」を採用。新たに開発した1/5型で16:9のプログレッシブスキャンCCDを搭載する。斜め方向に画素をずらす「斜め画素ずらし構造」を採用することで色鮮やかな映像を実現した。独自の画像処理エンジン「HD Gigabrid」を搭載し、高精細なフルHD映像を実現した。

 ズーム倍率は光学が10倍、デジタルは20倍。35mmフィルムカメラ換算の焦点距離は、39.5-395mm。レンズ表面には、放送局用HDレンズに採用されている「NEW EBC(Electric Beam Coating)コート」を施し、不要な反射を抑え、フレアやゴーストを低減する。


 HDD容量は60GBで記録モードは3種類。フルHD映像を記録できる「FHDモード(1920×1080)」、長時間撮影できる「SPモード(1440×1080)」、記録転送レートがCBR 27Mbpsの「1440CBRモード(1440×1080i)」を使い分けることができる。記録時間は「FHDモード」「1440CBRモード」が約5時間、「SPモード」が約7時間。

 このほか、フォーカスした部分の輪郭だけをカラー表示する「フォーカスアシスト機能」、露出オーバー部分に縞模様を表示する「ゼブラパターン」機能、ホワイトバランス機能、シャッタースピード優先機能などを搭載した。

 出力端子はコンポーネント端子のほか、HDMI、USB、i.LINKなどを装備。液晶モニタには2.8型ワイド液晶を採用した。付属のバッテリーパックでファインダー使用時に約1時間25分の連続使用ができる。本体サイズは幅91×高さ77×奥行き186mm、重さは約665g。編集ソフト「CyberLink BD Solution」などが付属する。

 また同社は、撮影したフルHD映像をDVD-R/RWに記録できるDVDライター「CU-VD40」も3月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。

 「GZ-HD7」で撮影したフルハイビジョン映像を直接DVDに記録できるほか、フルハイビジョン再生機能も搭載。対応記録メディアはDVD-R DLとDVD-R/RW。HDMI出力や、コンポーネント出力、AV出力端子も備え、リモコンも同梱する。本体サイズは幅171×高さ56×奥行き262mm、重さは約1.4kg。