ドコモ、世界最薄の「P703iμ」や2画面ケータイ「D800iDS」を2月9日に発売

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2007/02/05 15:53

 NTTドコモは、第3世代(3G)携帯電話「FOMA 703iシリーズ」で、折りたたみ型3G端末では世界最薄の「P703iμ」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ製)、背面パネルにハーフメタリックデザインを採用した「SH703i」(シャープ製)を2月9日に発売すると発表した。

 NTTドコモは、第3世代(3G)携帯電話「FOMA 703iシリーズ」で、折りたたみ型3G端末では世界最薄の「P703iμ」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ製)、背面パネルにハーフメタリックデザインを採用した「SH703i」(シャープ製)を2月9日に発売すると発表した。

 「P703iμ」は、厚さが11.4mmで、3Gの通信方式「W-CDMA」の折りたたみ型では世界最薄の端末。高さは103×幅49mm、重さは約98g。英デザイン集団の「TOMATO」が手がけたメニュー画面や着信音などのコンテンツを搭載した。通話終了後に自分が話した会話の雰囲気に合ったアニメーションや通話履歴にGIFアニメを表示する「Feel*Talk」にも対応する。

 連続待ち受け時間は静止時が約400時間、移動時は約270時間。連続通話時間は約120分。メインディスプレイは2.2型QVGAカラー液晶、サブディスプレイは0.4型STNモノクロ液晶。メインカメラは有効約130万画素CMOS。カラーはグラファイトブラック、クロムシルバー、バーガンディレッド。

 「SH703i」は背面を「情報表示エリア」と「グリップエリア」に分割し「ハーフメタリックデザイン」を採用した端末。情報表示エリア部には0.8型の白色有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイを搭載、パネルに文字が浮かび上がるように表示する。

 メインディスプレイには液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の技術を使った、2.4型の微反射型のモバイルASV液晶を搭載。覗き込みなどを防止するディスプレイ用のフィルター機能「プライベートフィルタ」も備える。メインカメラは有効200万画素で撮像素子にはCMOSを採用。パソコン用サイトを閲覧できるフルブラウザ機能や高速赤外線機能なども盛り込んだ。

 サイズは高さ102×幅49×厚さ17.9mm、重さは約105g。連続待ち受け時間は静止時で約500時間、移動時が約350時間。連続通話時間は約160分。カラーはピンク、ホワイト、ブラックの3色。

 さらに、タッチパネルを採用した新コンセプト端末「D800iDS」(三菱電機製)も2月9日に発売する。「D800iDS」は液晶画面を2つ持つ折りたたみ型の端末で、下部のタッチパネル画面で、通話やメールなどの操作を行う。

 「電話」「メール」「カメラ」だけを表示する「3キーモード」、「電話」「メール」「iモード」「iアプリ」「ツール」「設定」のメニューアイコンを表示する「6キーモード」、十字キーと10キーを切り替えて操作できる「10キーモード」といった表示モードを搭載。「10キーモード」ではiPodのように画面をスクロールさせて操作することもできる。

 入力機能ではユーザーがパネル上で書いた文字を直接入力できる「手書き入力」をはじめ、50音表示から文字を選択する「2タッチ入力」、従来の携帯電話と同じボタン配置で入力する「5タッチ入力」を装備した。手書きの文字や絵をメールに添付して送ることも可能。タッチパネルを使った専用ゲームも内蔵した。

 メインディスプレイ、タッチパネルはともには2.2型QVGA液晶を採用。メインは26万2144色、タッチパネルは6万5536色の表示が可能。メインカメラは有効130万画素のCMOSカメラ。連続待ち受け時間は静止時が約550時間、移動時は約400時間。連続通話時間は約170分。サイズはサイズは高さ106×幅49、厚さ21mm、重さは約122g。カラーはホワイト、ブラック、シルバー。