フォトロン(長瀬朋彦社長)は2月1日、Windows Vistaに対応する2次元CADソフト「図脳RAPID15」と上位版「図脳RAPID15 PRO」を3月15日に発売すると発表した。価格は6万900円と13万4400円。

 2製品共通の特徴として、Windows Vistaの検索機能で図面のプロパティ情報を利用して、Windowsのエクスプローラ上から検索することが可能になった。図面名や作成者名、縮尺などの基本情報のほか、キーワードやコメントなどもプロパティ内に付与できるので、自由な検索条件を設定できる。Windows Vistaから変更したJIS2004文字セットでの作業環境や、新フォント「メイリオ」にも対応する。

 また、AutoCAD2007形式やJw_cad Ver.5形式など、CADの最新バージョンのデータ入出力にも対応。Jw_cadに関しては、新たにjws形式の入力にも対応し、Jw_cadで作成した部品も使用できる。

 直前の作業で指定した要素を次のコマンドで瞬時に再選択する「図形再選択機能」や、複数の図形を均等に整列する「図形整列移動機能」など、製図作業の効率を高める機能も搭載。手描き感覚で操作できる「補助線機能」を強化し、範囲を指定して短い距離で補助線を作成できる有限補助線を採用した。文字作成時に文字に合わせて下線や枠線を自動作成できる「枠付き文字作成機能」や、用紙サイズを指定して必要範囲のみを切り出して出力できる「ラスターデータ出力機能」も搭載した。

 「図脳RAPID15 PRO」のみに備わる機能は、図面内の文字列や引出線の内容、グループ属性などをキーワードとしてWindowsのエクスプローラ上から検索する「フルテキスト検索」、用途に合わせたPDF形式の出力が行える「マルチページPDF 出力機能」「レイヤ付きPDF 出力機能」、補助線と図形を同時に編集できる「補助線連動機能」など。多機能ビューでのレイヤ操作も大幅に効率化した。複数の検索条件に対応したグループ属性検索にも対応する。

 オプションで建築製図用ソフト「建築/設備キットfor 図脳RAPID Ver.2」も同時に発売する。価格は1万3440円。「通り芯作成機能」や「結線機能」「シンボル配置機能」を改良し、より快適に建築製図・設備製図が行える。