アッカ、動画を公開・共有できる参加型ムービーコミュニティ「zoome」

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2007/01/31 16:02

 アッカ・ネットワークス(アッカ、坂田好男社長)は、映像コミュニケーション事業の一環として、Web2.0時代の新しいメディアを目指した参加型ムービーコミュニティサイト「zoome」を1月30日に開設した。<br />


 アッカ・ネットワークス(アッカ、坂田好男社長)は、映像コミュニケーション事業の一環として、Web2.0時代の新しいメディアを目指した参加型ムービーコミュニティサイト「zoome」を1月30日に開設した。

 「zoome」は、一般ユーザーが動画を公開したり、グループで共有できるサービス。プロのアーティストやクリエイター、企業が動画を活用し、一般ユーザーと双方向コミュニケーションを図ることもできる。

 アップできる動画の容量は無制限で、フォームから投稿するだけで簡単に公開できる。動画は一般的なフォーマットのほとんどに対応し、サーバーでWebで公開する方式に自動的に変換してアップされる仕組み。マイページを利用し、投稿した動画にテロップや吹き出しをつけてプロのように演出することもできる。

 また、放送と通信の融合を見据え、特定分野のエキスパートがナビゲーターとなって動画による情報発信を行う「ナビチャンネル」機能を用意。ナビゲーターはテーマに合った動画の投稿を呼びかけ、集まった動画に対して、プロの視点で選別やコメント発信を行う。ナビゲーターが配信する動画は、高圧縮率で高画質な動画圧縮規格「H.264」を採用。さらに、ナビチャンネルにはコンテンツ保護(DRM)機能を付加し、安全に配信できるようにした。

 第1弾として、ギタリストのCharさんがナビゲーターを務める「the TARGIE SHOW」を公開。全国のアマチュアギタリストやギターマニアに向けて「お題」を提示し、その題にそった演奏風景や音楽ムービーなどの投稿を募集する。投稿された作品は一定期間公開され、Charさんの審査やユーザーの評価に基づき、グランプリ作品を選出する。

 今後は、ナビチャンネルの拡充を図ると同時に、ユーザーによる自発的なコミュニティ形成を支援するサークル機能や、携帯電話対応などの機能追加を行う予定。誰でも参加できるオープン型動画SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)として、07年度中に月間利用者数50万ユニークユーザーを目指す。