松下、液晶テレビ「VIERA」6モデル、動画表示性能やコントラスト向上して

ニュース

2007/01/29 22:12

 松下電器産業は1月29日、地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵の液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」6モデルを2月20日に発売すると発表した。動画表示性能やコントラストを向上させたモデルをラインアップする。

 松下電器産業は1月29日、地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵の液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」6モデルを2月20日に発売すると発表した。動画表示性能やコントラストを向上させたモデルをラインアップする。

 動画表示性能やコントラストを向上させた「LX75シリーズ」では、スリムスピーカー搭載の32V型「TH-32LX75S」、26V型「TH-26LX75S」、アンダースピーカー採用の32V型「TH-32LX75」、コントラスト向上機能搭載の「LX70シリーズ」で23V型「TH-23LX70」、20V型「TH-20LX70」を5モデルを発売する。

 「LX75シリーズ」は、1秒あたり120コマと通常の2倍のコマ数で表示する「Wスピード」機能を搭載。直前の映像を表示し続けるという液晶の弱点、「ホールド表示」の表示時間を半減。動画の表示性能を向上させた。また、画面全体の映像情報を1画素単位で検知し、1フィールドごとで映像の特徴に合うようにデジタル信号とバックライトの明るさを制御する機能「コントラストAI」を装備。従来機種の2倍の7000:1までコントラスト比を高めた。

 画素数が水平1366×垂直768のIPS(横電解)の液晶パネル「新IPSαパネル」を搭載。視野角は上下左右178度。竹素材を振動板に使った業界初の高音質スピーカーを採用した。「TH-32LX75S」「TH-26LX75S」はHDMI端子を3基、「TH-32LX75」は2基備える。

 「LX70シリーズ」も視野角が上下左右178度で、画素数が水平1366×垂直768のIPS(横電解)の液晶パネルを採用。「コントラストAI」も搭載した。入力端子にはHDMI2基をはじめ、D4端子×1、ビデオ端子×3などを装備する。

 また、15V型の「TH-15LD70」も2月20日に発売すると発表した。画素数が水平640×垂直480で、視野角が上下左右178度のIPS液晶パネルを採用。「コントラストAI」も装備する。

 「LX75シリーズ」「LX70シリーズ」「TH-15LD70」の全機種で「ビエラリンク」機能を搭載。HDMI端子で接続することで対応のDVDレコーダーやサラウンドシステムをテレビのリモコン1つで操作できる。

 価格は「LX75シリーズ」「LX70シリーズ」「TH-15LD70」ともにオープン。実勢価格は「LX75シリーズ」の「TH-32LX75S」が24万円前後、「TH-26LX75S」は20万円前後、「TH-32LX75」で23万円前後の見込み。「LX70シリーズ」では「TH-23LX70」が15万円前後、「TH-20LX70」は12万円前後、「TH-15LD70」は9万円前後の見込み。