ニコンは11月16日、610万画素の入門機のデジタル一眼レフカメラ「D40」を12月1日に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は6万円前後の見込み。ファミリーや女性などの一眼レフデジカメ初心者を主なターゲットに販売し、月産8万台を見込む。


 同社の610万画素デジタル一眼レフカメラ「D50」の後継機で「D50の生産は既に終了した」(広報)。「BCNランキング」でデジタル一眼レフの画素数別販売台数分布を集計したところ、11月第1週の時点で1000万画素超の製品が72.0%を超えているのが現状。これについて同社では「一眼レフの入門ユーザーにとって、重い、かさばる、高価というハードルを取り除くことを主眼に開発した。その結果610万画素のCCDを採用することになった」(同)という。また、「D50」の後継が「D40」と数字が小さくなったことについては、「特に意味はない」(同)としている。



 記録媒体にはSDメモリカードを採用し、大容量タイプ「SDHC」にも対応する。測光方式には、420分割RGBセンサーで被写体の明るさと色情報を読み取る「3D-RGB マルチパターン測光II」を搭載。中央部重点測光、スポット測光も備える。

 オートフォーカス機能では3点測距AFシステムを採用。1秒間で約2.5コマ、連続で100コマまでの撮影ができる。ガイドナンバー17のフラッシュを内蔵、モニターには2.5型低温ポリシリコンTFT液晶を装備した。

 測光モードやISO感度設定などの撮影機能設定変更時に、設定に合ったサンプル画像を液晶モニターに表示する「設定アシスト画像」機能、パソコンがなくてもカメラ内で「赤目補正」「トリミング」「フィルター効果」などの画像処理ができる編集機能も搭載。編集機能では処理を行った画像をオリジナルとは別に保存する。

 電源には新開発のリチウムイオン充電池を使用。1回の充電で最大約2200コマの連続撮影、1コマ撮影で最大約470コマの撮影ができる。CCDや光学ローパスフィルター部などでゴミ付着を防止する工夫も施した。サイズは幅126×高さ94×奥行き64mm、重さが475g。ボディカラーはブラックとシルバー。

 同時にズームレンズと小型外付けフラッシュも発表した。ズームレンズ「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II」は12月1日に発売で、価格は2万1000円。焦点距離は35ミリフィルム換算で27-82.5mm。レンズの明るさはF3.5-5.6で、重さは205g。カラーはブラックとシルバー。

 一方、外付けフラッシュ「SB-400」は12月22日に発売。価格は1万7850円。ガイドナンバーは30で、「D40」との組み合わせることで「i-TTLモード」、マニュアル発光が可能。「D80」などでは「i-TTL調光」ができる。発光部が4段階に角度設定可能で、カメラからスローシンクロ、赤目軽減発光などの設定も行える。


 ニコンでは「D40」とズームレンズを組み合わせたレンズキットも発売する。「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II」とセットの「D40レンズキット」、「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II」「AF-S DX ズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G」とセットの「D40ダブルズームキット」をラインアップする。価格はともにオープン。実勢価格は「D40レンズキット」が7万円前後、「D40ダブルズームキット」は9万円台前半の見込み。