米アップルコンピュータは1月21日、名古屋・栄地区で1月22日にオープンする直営店「アップルストア名古屋栄」の説明会および内覧会を報道関係者向けに開催した。


 アップルストア名古屋栄は、東京・銀座、大阪・心斎橋に続き日本で3店舗目の出店。三越や松坂屋など百貨店が建ち並ぶ大津通り沿いに店を構える。アップルストアの象徴ともいえるガラス製の階段が店内中央にあることが特徴。売り場は2フロアで構成され、面積が1階部分で260平方メートル、2階で220平方メートルで、商品数は約700アイテムを揃える。とくに、幅広いユーザーに人気を集めるデジタルオーディオプレーヤー「iPod」シリーズについては、このほど発売された「iPod shuffle」の在庫を充実させている。

 説明会には、米アップルのブリジット・バーマン・直営店担当バイスプレジデントが出席し、「世界で第2位のマーケットが日本」と、米国以外の国と比較して出店数が多い理由を説明したうえで、「適切な地域と場所に出店することが重要」と強調。さらに、「名古屋栄は、美しい街並みのなかでオープンすることになる。当初計画していた売上目標を増やそうとも考えている」と述べた。

 米アップルのスティーブ・ケイノー・直営店担当リージョナル・ディレクターも、「大阪・心斎橋の売り上げを上回る可能性が高い」と自信をみせた。来場者数の見通しについては具体的には挙げていないものの、「銀座や心斎橋に匹敵するユーザーが来店する」(ケイノー・リージョナル・ディレクター)としている。同店の店長を務める池内宏行・ストアマネージャーは、「誰もが気軽に訪れることができる店舗にしていく」と意気込みを示した。

 店内では、アップル製品によって実現できるソリューションを展示しているほか、2階にはアップル製品全般の問い合わせに対応するカウンター「Genius Bar(ジーニアス・バー)」などを設置している。サービスについては、迅速な修理や特別ワークショップへの参加、特別ディスカウントなどの特典を提供する会員制サービス「ProCare(プロケア)」、毎週水曜日に専門のビジネスコンサルタントがマンツーマンで相談を受けたり、製品デモンストレーションや各種各種ワークショップなどユーザーのビジネスに適した最新テクノロジーを紹介する「Business Day(ビジネス・デイ)」、1か月間で130種類のイベントを実施するなど来店者数の増加に積極的に取り組んでいる。

 このほか、オープン日の先着1500人に特製Tシャツの無料プレゼントや、「iPod mini」が1日に1人当たるモニター抽選会をオープン後30日間実施するなどスペシャル企画も用意している。

 日本での今後の店舗展開については、「出店する計画はあるが、現段階で出店地域や時期など具体的なことは決まっていない」(バーマン・バイスプレジデント)という。「ブランドをさらに向上させるため、まずは都市圏での出店になる。郊外も視野には入れている」(同)としている。