NECは、ビジネス向けノートパソコン「VersaPro(バーサプロ)シリーズ」の新製品として、軽量・薄型のモバイルノート3機種と、デスクトップPCの代替となる性能をもつオールインワンノート6機種の計9機種を発売した。販売は、ベースモデルを基本にしたBTOによる受注生産方式。価格は、モバイルノートのベースモデルが20万円、オールインワンノートが35万5000円など。

 今回の9機種は、いずれも1月19日に発表されたインテルの最新テクノロジーをいち早く搭載した新モデル。最新のCPU「Pentium Mプロセッサ」または「Celeron Mプロセッサ」に、ノートPC向けPCI Express対応最新チップセット「モバイルインテル915 Express チップセット」を組み合わせ、高速な画像処理を実現している。とくにモバイルノートでは、PCI Express対応チップセットを搭載するのは今回が初となる。

 また、メールやファイルの暗号化によって、なりすましを防止できる「セキュリティチップ」を同社製ノートPCとして初めて搭載した。BIOS設定でUSBメモリを使用できないようにするなど、情報漏洩に対するセキュリティ強化にも役立つ。

 モバイルノート3機種は、12.1型のTFTカラー液晶ディスプレイを採用し、駆動時間と操作性、重さのバランスがとれたモデル。ユーザビリティを高め、外出先やオフィス内など、さまざまなビジネスシーンでストレスなく使用できることを追求している。

 主な特徴は、(1)利用状態に応じてCPUの速度や液晶画面の明るさを簡単に切り替えられる「パワーモードチェンジャー機能」を搭載、(2)標準バッテリーで約6時間、セカンドバッテリー装着時で約11.8時間の長時間駆動、(3)最小構成約1.32kg?の軽量性、(4)キー配列をデスクトップPCに近づけ、縦横同一のキーピッチ(約17.55mm)を採用したキーボード――など。

 一方、オールインノート6機種は、高性能・高機能を追求したハイグレードモデル。PCI Express×16に対応したATI製グラフィックカード「MOBILITY RADEONX 300」を採用し、高速な画像処理を実現した。とくにマルチタスク環境やCAD・映像処理など負荷の高いアプリケーション使用時に最適で、最上位モデルの15型QXGA液晶搭載モデルでは、高解像度による迫力のある表現が可能になっている。

 さらに、DDR2(PC2-4200)対応メモリを搭載しており、BTOで同容量のメモリを2枚を選択すると、通常のメモリ転送性能を2倍にするデュアルチャネルが実現できる。