リコー(桜井正光社長)は、ジェルジェットプリンタ「IPSiO Gシリーズ」の新製品として、印刷速度の向上や普通紙高画質の実現に加え、低価格化を実現したA4判対応モデル「IPSiO G717」と「IPSiO G515」を開発し、1月13日に発売した。

 独自の「GELJETテクノロジー」により、高速印刷を実現。「IPSiO G717」はカラー/モノクロともに毎分21枚(A4判タテ)に、「IPSiO G515」はカラー/モノクロともに毎分20枚(A4判タテ)に印刷速度を向上。カラー印刷のファーストプリントは9秒以下。

 「標準(はやい)」モードと「標準(きれい)」モードで印刷した場合の画像処理を改善し、グラフィックや写真部分の画質がさらに向上。「高速」モード印刷の解像度も向上し、中間調部分の階調表現力がアップした。

 用紙にすばやく定着・乾燥する「GELJETビスカスインク」を4色すべてに採用し、普通紙でもにじまない高画質印刷が可能。「リコージェルジェットプリンター推奨ハイグレード普通紙」を使用することで、普通紙でも鮮やかな写真高画質を実現している。また、水に濡れてもにじみにくい優れた耐水性と、色あせしにくい優れた耐光性を達成。さらに、高最適なインク滴サイズを選択する「M-Dot(Modulated Dot Technology)」を搭載し、階調表現を高速で実現。

 標準で両面印刷機能に対応。「GELJETビスカスインク」の採用で、高速両面印刷が可能になった。最小ではがきサイズまで対応し、幅広い業務で活用が可能。また「IPSiO G717」は、オプションで「500枚増設トレイ」を用意。標準の250枚給紙トレイとあわせ、最大750枚の大量給紙が可能になった。

 独自の「レベルカラー印刷」で、モノクロと同等のコストで手軽にカラー印刷できる。文字領域とグラフィック/イメージ領域を別々に画像処理し、文字データはそのままの濃度でくっきりと印刷しながら低コストを実現。「IPSiO G717」は大容量の「GELJET カートリッジ」に対応。使用時は、カラーで8.3円/枚(A4)、モノクロで2.3円/枚(A4)の低ランニングコストを達成。レーザープリンタよりも低コストで印刷できる。「IPSiO G717」の標準カートリッジ使用時や「IPSiO G515」でも、カラー12円/枚(A4)、モノクロ3円/枚(A4)と低ランニングコストを実現。

 また、新たに低イニシャルコストのSサイズカートリッジ(2月下旬発売予定)を用意。さらに、カートリッジのインクをすべて使い切ってからインク交換が可能な「ムダゼロデュアルタンク方式」を採用している。

 標準インターフェイスにはUSB2.0を採用。オプションのネットワークボックスを装着すれば、100BASE-TXや802.11bによる無線LANにも対応する。

 本体からオプションまでトータルな保守を行う「GELJETサービスパック」、「GELJET保守契約パック」を用意。カスタマーエンジニアによる訪問診断・簡易修理に加え、必要に応じて機械交換対応(サービスパック)/宅配業者による引取り修理(保守契約パック)を実施する。オプションのプリントサーバーにあらかじめIPアドレスを設定して届ける「工場キッティングサービス」も用意している。

 価格(税別)は、「IPSiO G717」が6万5800円、「IPSiO G515」が4万9800円。より高速で、低ランニングコストでの運用が可能な上位モデル「IPSiO G717」は、オフィスのワークグループ単位の共有プリンタとして、省スペースで低イニシャルコストの「IPSiO G515」は、オフィスのデスクサイドや店舗・窓口業務用として提案し、年間12万台の販売を見込んでいる。