ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル（PSP）」が12月12日に発売された。PSPは、「プレイステーション 2」と同等の高度な画像処理能力に加え、本格的な3D-CGを使ったゲームも楽しめる携帯ゲーム機。価格は、通常パッケージ「PSP-1000」が2万780円。

　ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル（PSP）」が12月12日に発売された。PSPは、「プレイステーション 2」と同等の高度な画像処理能力に加え、本格的な3D-CGを使ったゲームも楽しめる携帯ゲーム機。価格は、通常パッケージ「PSP-1000」が2万780円。

ビックカメラ池袋本店と有楽町店店頭では、発売日当日の午前6時55分からPSP特別販売を実施。開店前には1000人近い行列ができ、PSPの「カウントダウンイベント」が大々的に行われた。ビックカメラでは、「PSPは在庫不足で、予約販売もできなかったため、しばらくは品薄状況が続きそう」との見通しだ。

　ビックカメラ池袋本店に並んだ何人かにどんなソフトを購入するのか尋ねたところ、「麻雀格闘倶楽部」、「みんなのGOLF ポータブル」、「RIDGE RACERS」あたりが人気だった。とくに「麻雀格闘倶楽部」は、「CMをみて購入したくなった」という人も。ワイヤレスLAN機能によって他人とプレイできることを楽しみにしている人たちが多い。

　一方、「とにかく本体が欲しい」という声もあり、ゲームもさることながら、画面の大きさ、きれいさから、写真再生や今後の映画ソフトなどにも興味を示していた。

　大きな盛り上がりを見せたPSPの早朝販売だが、ビックカメラでは、「正月明けからは、お年玉をもらった子供たちがこうした携帯ゲーム機を購入しにやってくる」と、年明けのゲーム商戦への準備に気を引き締めていた。