無線LANプロジェクタとタブレットPCの利用提案

特集

2004/12/03 13:48

 NECビューテクノロジー(雄川孝志社長)は、NECの企業向けパソコン部隊と連動し、プロジェクタとタブレットPCの利用提案を販売店向けに行っていく。

 NECビューテクノロジー(雄川孝志社長)は、NECの企業向けパソコン部隊と連動し、プロジェクタとタブレットPCの利用提案を販売店向けに行っていく。

 これまで連携によるソリューション提案を行うケースはほとんどなかったが、今回NECビューテクノロジーが今年8月に発売した無線LAN対応のプロジェクタ「ビューライトLT265」、「同245」(両製品とも価格47万400円)と、NECが9月30日から出荷しているタブレットPC「バーサプロVY11F/GL?R」を組み合わせて販売店向けにアピール。「プレゼンテーションの新たな活用を訴えていく」(村上隆一・NECビューテクノロジー第二販売推進本部長)方針だ。

「日本でのプロジェクタの利用度合いは、欧米に比べればまだ低い。プロジェクタとタブレットPCという組み合わせによって、日本市場でもプロジェクタの利用が拡大する余地が十分にある」(村上本部長)と見ている。

 展示会では、学校の教室を模したスペースにプロジェクタとタブレットPCを配置。先生がタブレットPCを持ちながら生徒の側まで行けるなどの例を挙げて、場所にとらわれないプレゼンテーションができる点をアピールした。

 「学校案件のように、すでにパソコンとプロジェクタが入っている場面での新しい使い方を提案するとともに、市場の例のように新たな使い方を提案し、販売店の皆さんにプロジェクタをもっと売っていくことができることを訴えたい」(村上本部長)と用途提案を含めて新規需要の開拓を図っていく考えだ。