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「JRE POINT」の貯め方を解説! ビューカード入会でさらに貯まりやすく

 「JRE POINT」は、1ポイント1円相当としてポイントのままJRE POINT加盟店やJR東日本の各サービスで利用できるJR東日本グループの共通ポイントサービスです。ECモールなども展開しているので、全国どこに住んでいてもポイントを貯めて損はありません。とはいえ、鉄道や駅ビルの利用経験がない場合はなかなか興味が沸かないかもしれません。今回は、誰でも貯めると得するJRE POINTについて詳しく解説します。

ますます価値の高まるJR東日本グループの共通ポイント
「JRE POINT」


※本記事の内容は2025年10月22日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。

JRE POINTは多彩なシーンで貯まる共通ポイント

 これまでJR東日本の各サービスはそれぞれ会員登録する必要があり、新規登録時の負担が高かったため、2025年2月にJR東日本グループの統合IDサービス「JRE ID」の提供を開始しました。JRE IDの対象はJR東日本グループのオンラインサービスすべてで、順次、対応サービスを拡大していく計画です。しかし、まだJRE POINTはJRE IDに対応しておらず(26年2月開始予定)、従来通り、個別に登録する必要があります。
 
統合IDサービス「JRE ID」は順次拡大予定

JRE POINTの種類


 JRE POINTは、通常ポイントとキャンペーンなどでもらえる期間限定ポイントの二種類に分かれます。期間限定ポイントは、期限を過ぎると利用できないため、現金よりも価値は劣ります。対して、通常ポイントは退会しない限りずっと利用できるので、ほぼ現金相当といえます。

 貯めたポイントは買い物も可能な交通系電子マネー「Suica/モバイルSuica」に最小1ポイントから1ポイント単位でチャージできるので、利用シーンが広く、何らかの理由で退会したい場合もポイントを使い切ってからの退会が可能です。
 

「JRE POINTステージ」最上位ステージは特典多数


 JRE POINTの獲得・利用状況に応じてステージが決定する「JRE POINTステージ」も魅力の一つです。

 ステージ判定は、毎年3月1日~8月31日を判定期間とし、集計対象期間(6カ月間)のJRE POINT(通常ポイント)の獲得ポイント数と条件達成(JRE POINT WEBサイトへのSuicaの登録とビューカードの登録)に応じて決定。「ステージ3」以上なら期間限定ポイントアップキャンペーン、「ステージ2」以上ならNewDaysアプリでの会員限定クーポン配信といったステージに応じた特典を受けられます。
 
「JRE POINTステージ」のステージランクと判定条件。
「ステージ3」「プレミアム」の達成はかなり厳しい(公式サイトより)

JRE POINTの主な貯め方には何がある?

 JRE POINTの貯め方としては、主に「買い物(ポイントカードの提示・Suica決済)」「在来線や特急などの乗車」「クレジットカード」「銀行サービス」があります。それぞれ見ていきましょう。
 

駅ナカや駅ビルで貯まる 一部の店舗ではSuica決済でポイント二重取りも


 他の共通ポイントサービス同様、JR東日本が運営する駅ナカや駅ビル内の店舗(「カードの提示で貯まる・使える」マークの店)で、会計時にポイントカード(カード・アプリ)を提示するとJRE POINTが貯まります。ポイント進呈率は税抜100円につき1ポイントで、ポイントアップキャンペーンも頻繁に行われています。

 さらに、駅ナカや駅ビル内の一部の店舗(「Suica登録して貯まる」マークの店)では、事前にウェブ登録したSuicaで支払うと、ポイントカードを提示しなくとも、あるいはポイントカード提示分とは別に、税込100円または200円につき1ポイントが貯まります。
 

首都圏エリア居住なら「在来線乗車ポイント」でも最大2%貯まる!


 JR東日本は、「在来線乗車ポイント」として、事前にウェブ登録したSuicaを使い、Suicaエリア内の在来線に乗車するとJRE POINTが最大2%たまるサービスを提供しています。モバイルSuicaだと2%(50円ごとに1ポイント)、カード型Suicaだと0.5%と大きく差が付けられているので常時モバイルSuicaを利用したほうがお得です。

 このほか、事前にJRE POINT会員番号の連携手続きを行うと、「えきねっと」でも、チケットレス乗車券の発売額やきっぷの料金に応じ、JRE POINTが最大5%貯まります。
 

「ビューカード/ビューカード ゴールド」の利用でもポイントが貯まる!


 以前から提供している、JR東日本グループのクレジットカード「ビューカード」の利用でもJRE POINTが貯まります。年会費無料の「ビューカード スタンダード」のポイント進呈率は通常0.5%、対象店舗・サービスに限り、通常よりポイントを上乗せする「VIEWプラス」適用時は最大3%。近年、クレジットカード各社とも注力している年会費有料のゴールドカードの「ビューカード ゴールド」のポイント進呈率は通常0.5%、「VIEWプラス」適用時は最大8%です。
 
「ビューカード ゴールド」の
新規入会キャンペーン告知

 ビューカードは通常のポイント進呈率こそ低めですが、年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえるので、メインカードとして利用するならば還元率は高めです。
 

デジタル金融サービス「JRE BANK」でさらにお得


 JR東日本は24年5月から、デジタル金融サービス「JRE BANK」も提供しています。JRE BANKは、ビューカードが楽天銀行を所属銀行とする銀行代理業者として各種契約締結の媒介を行うサービスで、「JRE BANKプラス」にエントリーすると、利用状況に応じ、JRE POINTや「どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポン」をはじめとするさまざまな特典を受け取ることができます。
 
「JRE BANK」
公式サイトのトップページ

 このJRE BANKの特典として進呈されたJRE POINTもステージ判定の対象となるため、JRE BANKを開設して活用すると、さらに多くのJRE POINTが貯まります。

首都圏在住者は特にメリット大 いま注目のポイント経済圏

 JRE POINTは、ビューカードの利用、JRE BANKでの銀行取引のほか、鉄道、駅ビル・駅ナカでの買い物、シェアオフィス、シェアサイクル、「JRE MALL」でのふるさと納税など、多彩なシーンで貯まります。まだ登録していない方はぜひ登録してみてください。
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