2026.9.25 12:30

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難聴理解を目的としたアニメ教材 大人の学びにも活用へ

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 手話エンターテイメント発信団oioiによる、難聴理解を目的としたアニメ教材「難聴者のきこえ方なんなん?」「難聴者の困りごとなんなん?」の無償公開から、1周年を迎えている。

難聴理解を目的としたアニメ教材が無償公開から1年

公開1周年を機に「難聴への理解」を幅広い世代へ

 これらのアニメ教材は、子どもたちが難聴について知るとともに、困りごとを想像して、自分に可能な対応を考えるために制作され、2025年9月23日の「手話の日」に合わせて公開された。

 公開後は、学校の授業をはじめ、教職員研修、企業研修、人権講座といった大人の学びにも活用され、8月時点で全国170カ所以上で活用されているという。

 「難聴者のきこえ方なんなん?」は、難聴者の聞こえ方の例を音とアニメーション(イラストや文字など)で表現した動画。聞こえ方を、音だけでなく視覚的な情報と組み合わせることによって、1人ひとり異なる聞こえ方を具体的にイメージできるよう工夫されている。

 「難聴者の困りごとなんなん?」は、授業中、給食、体育、休み時間、移動、会社といった日常生活のさまざまな場面を題材に、難聴者がどのようなことで困るのかを想像して、その困りごとへの対応を考えるための動画。

 これらの教材は、1本約2分の短編アニメ×7本で構成され、YouTubeにて無料で視聴可能となっている。動画だけでなく、活用マニュアルやワークシートも無償提供されているので、難聴について専門的な知識がない人でも活用しやすい。
 
動画とともに無償提供されている活用マニュアルのイメージ

 10月11日13時~14時50分には、これらの教材を活用した授業体験が、淑徳大学千葉キャンパス(千葉県千葉市)にて開催される。参加にあたっては、事前申し込みが必要となる。

 今後は、小学校における障害理解授業の現状や課題を調査するとともに、映像教材を取り入れた授業前後の子どもたちの変化を観察・分析し、教材の効果を検証する。また、授業体験会や事例共有会を継続的に開催することで、活用事例を蓄積していく。さらに、企業や地域での活用を広げる方法についての検討も行う。
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