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Windows 10サポート終了で激化したPC市場を勝ち抜いたFMV、製造から販売、サポート体制の連携が強み

 2025年はWindows 10のサポート終了で、PC市場は非常に好調に推移。過去のOSサポート終了時には買い替え需要による販売が集中し、品切れが起きるケースもあった。同社ではサポート終了の1年ほど前から家電量販店などの店頭でサポート終了の告知を展開。製品においても、営業、調達、工場など、各部門が連携した結果、最大限品切れを起こさずに供給できた。また、PC買い替え後のデータ移行をスムーズに行えるよう、「スマート引越しガイド」アプリのリニューアルやUSBメモリの販促品配布でユーザーをフォローする取り組みにも注力。サポート終了に合わせてキャッシュバックキャンペーンも実施。さらに店頭やホームページでは、製品に搭載したアプリをユーザーに体験してもらうため、「トライFMV」というサイトも用意。夏には全国でテレビCMも展開して「Windows 11ならFMV」というメッセージを打ち出した。製品やブランドが支持されたことに加えて、これらの取り組みも功を奏し、富士通クライアントコンピューティングは、デスクトップ部門で9年連続11回目となるBCN AWARDを受賞。ノート部門でも昨年に続く2年連続での受賞となった。

富士通クライアントコンピューティングが
「デスクトップ」「ノート」で受賞

さらなるブランド強化でFMVの価値向上を図る

 デスクトップPCは、一体型として完成の域に達したデザインが評価されたと分析。一見、画面しかないというシンプルなコンセプトが広く受け入れられており、ノートPCでは、AIに対応したアプリの搭載が大きなポイントになったという。ノイズキャンセリングやメイクアップアプリのみならず、PCの操作自体を簡単にする独自アプリを豊富に揃えたことが、他社との差別化ポイントにつながったとみている。

 おすすめ製品の特徴を挙げていくと、デスクトップPCでは26年1月に発売された「FMV F77-L1」と「FMV F75-L1」だ。

 FMV F77-L1は27.0型ワイドスーパーファイン低反射液晶で、FMV初の一体型デスクトップCopilot+PCモデル。CPUはAMDのRyzen AI 7 350、NPUは最大50TOPSのAMD Ryzen AIを搭載し、メモリは標準32GBで、SSDは約1TB、BDXL対応Blu-ray Discドライブも搭載しており、大画面でCopilotによるAIを活用した作業がスムーズに行える。
 
デスクトップPCのおすすめ機種
「FMV F77-L1」

 FMV F75-L1は23.8型のワイド画面モデルで、AMD Ryzen 7 250プロセッサーにより、AIを活用した作業にも対応。メモリは標準16GB、約512GBのSSDを搭載。こちらもスーパーファイン低反射液晶を採用し、「Videoポータル」アプリと付属のリモコンで動画視聴も楽しめるモデルだ。
 
23.8型のワイド画面モデル
「FMV F75-L1」

 ノートPCのおすすめ製品は「FMV UQ-L1」と「FMV U59-L1」だ。FMV UQ-L1は14.0型ワイド液晶のCopilot+PCモデル。FMV初となるSnapdragonX X1-26-100を採用し、本体質量はピクトブラックが約876g、シルバーホワイトが約886gの超軽量設計。アイドル時約41.0時間、動画再生時約26.0時間(※)の長時間駆動とキーボードマイスター監修の2段階押下圧キーボード搭載で、場所や時間を気にせず快適な作業ができる。
 
ノートPCのおすすめ機種であるCopilot+PC
「FMV UQ-L1」

 FMV U59-L1はインテル Core Ultra 5プロセッサー226Vを搭載したCopilot+PCモデル。筐体素材にマグネシウム合金を採用し、約908gと超軽量ながら堅牢性にも優れる。タッチ対応ディスプレイは画面に触れて操作が可能。キーボードマイスター監修の2段階押下圧キーボードで快適な作業ができる。
 
インテル Core Ultra 5プロセッサー226Vを搭載した
「FMV U59-L1」

 26年のPC市場は、買い替え需要の反動減で市場全体は縮小すると同社では予想する。その環境下でFMVの存在感をさらに高め、販売シェアアップにつなげていく考えである。プロモーション展開では、FMVが日本で最も売れているブランドの一つであることの認知を拡大し、その認知が販売につながるようにブランディングを強化。PC市場の課題の一つでもある若年層への普及についても適切な時期にプロモーションをかけつつ、若年層の親世代へのアプローチも継続的に取り組む。

 普及が進みつつあるAI PCでは、ユーザーに対して具体的に「AIの活用で何ができるのか」を明確に伝えるとともに、FMV独自のAIアプリやサービスをCopilot+PCの機能と合わせて、そのメリットを提示していくという。これらユーザーに対する取り組みを実践するとともに、家電量販店などの販売スタッフが自信を持ってFMVを勧めてもらえるような活動にも注力する方針だ。

 富士通クライアントコンピューティングの26年は、FMVの価値を伝え、ブランド力のさらなる向上を推進していく。

※JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.3.0)に基づいて測定した目安の時間です。

【BCN AWARD 2026特別企画】
 本記事では2026年2月14日より、全国家電量販店・PC専門店にて配布を開始したフリーマガジン「BCN AWARD 2026」特別号より「セキュリティソフト部門」「デスクトップPC部門・ノートPC部門」「業務ソフト部門・申告ソフト部門」「UPS」部門を受賞した4社について抜粋・掲載しております。
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