帰宅後の寒さが一瞬で消える! エアコンより早くあたたまる「着る暖房」という新常識
【パーソナル暖房で叶える冬の温活・5】玄関のドアを開けると、リビングの空気がひんやりとしている。「ただいま」といいながら震え、急いでエアコンのスイッチを入れても、部屋があたたまるまで20分はかかる。厚手のパーカーを羽織ってソファに座るものの、体の芯は冷えたまま。「家なのに寒い」。これこそが冬のストレスです。でも、部屋があたたまるのを待つ必要はありません。自分を“直接”あたためる方法があります。
自分を“直接”あたためる
体が冷えたままだと、血流が悪くなります。筋肉や内臓に溜まった疲労物質が排出されにくくなって、翌朝も「疲れが抜けていない」状態になります。それに、体が冷えたまま寝ると、入眠が遅れます。入眠時には深部体温を下げる必要があります。でも、すでに体が冷えきっていたら、これ以上体温を下げられません。結果として、寝付きが悪くなります。
体が冷えていると、交感神経が優位なまま。仕事モードから休息モードに切り替わらず、ストレスホルモンが高いまま維持されます。帰宅後の2時間をどう過ごすかが、翌日の体調を決めているのです。
エアコンのスイッチを入れる。一番ポピュラーな方法です。ただ、室温5℃から20℃まで上げるのに15~30分かかります。その間、寒さに震えながら夕食の準備や洗濯物の取り込みをする。これでは、体はいつまでも冷えたままです。
さらに、家族の温度差問題。夫は「エアコン20℃でも暑い」という。妻は「22℃でも寒い」と感じる。子どもは動き回るから暑くなって、窓を開けたがる。結局、誰かが我慢します。
フリース素材の部屋着に着替えるのも定番です。でも、分厚い服は動きにくい。キッチンで料理をするとき、腕まくりが面倒。洗濯物を干すとき、袖が邪魔になります。それに、冷えた体はあたたまりません。保温はできても、発熱はできないからです。
こたつに入るのもいいけど、一度入ると出られません。「トイレに行きたいけど、こたつから出たくない」。「夕食の準備をしなきゃいけないけど、あと5分だけ」。結局、家事が滞ります。
どれも「快適」とはいえません。
部屋があたたまるのを待つのではなく、自分を直接あたためる。この発想が、帰宅後の快適性を変えてくれます。電気ブランケットや着るこたつを使えば、着た瞬間、または電源を入れて数秒であたたかくなります。部屋があたたまるのを待つ必要はありません。
電気代は1時間当たり1~1.5円。セラミックファンヒーター(1時間で約30円)の約30分の1のコストです。
「着る暖房」タイプなら、キッチンで家事をしながらも、洗濯物を取り込みながらも、ずっとあたたかい。動けなくなることもありません。それに、夫は使わず、妻は使う、という使い分けができます。お互いが「丁度いい」と感じる温度を実現できます。リビングの設定温度で揉めることもなくなります。
体があたたまると、副交感神経(リラックスモード)が優位になります。ストレスホルモンが減って、睡眠の質も上がります。翌朝、スッキリ目覚められます。
ソファでじっとしている時間が長いなら、電気ブランケット(ひざ掛け)。テレビを見たり、スマホを触ったり。そんな「静」の時間には、ひざ掛けタイプが最適です。3000~5000円で買える「洗える」タイプがおすすめ。スイッチを入れると、毛布の中に熱源があるから、エアコンとは比較にならないスピードであたたまります。膝にかけるだけで、下半身が「こたつ」に入っているような状態になります。
ヤマダホールディングス
「USBブランケット(YSA80K2)」
家事をしながらもあたたかくいたいなら、着るこたつ(ウェアラブルヒーター)。サンコーの「着るこたつ(こたんぽ)」などが代表的です。寝袋のような形状だけど足を出して歩けるから、キッチンで洗い物をしても、洗濯物を取り込んでも、常にあたたかさをまとっていられます。USB給電式で、モバイルバッテリーを使えばコードレス。家庭内で長時間使うなら、AC電源の方が安定しています。
サンコーの「着るこたつ(こたんぽ)」
フローリングの冷たさが辛いなら、充電式ルームシューズ。ヒーターが内蔵されたルームシューズで、バッテリー充電式ならコードを引きずる必要がありません。足首まで包み込むブーツタイプを選べば、暖房の効いていない廊下やトイレでも寒さを感じません。
サンコー「どこでも床暖スリッパ」
■Profile
秋葉けんた
編集プロダクションのマイカに所属するITライター。雑誌、書籍、新聞、Web記事など、多岐にわたるメディアで執筆活動を行っている。特に家電やガジェット、IT関連の記事に豊富な実績があり、生成AIに関する書籍も多数手がけている。
帰宅後の2時間が翌日を決める
帰宅後の過ごし方が、翌日の体調に影響していること、知っていますか?体が冷えたままだと、血流が悪くなります。筋肉や内臓に溜まった疲労物質が排出されにくくなって、翌朝も「疲れが抜けていない」状態になります。それに、体が冷えたまま寝ると、入眠が遅れます。入眠時には深部体温を下げる必要があります。でも、すでに体が冷えきっていたら、これ以上体温を下げられません。結果として、寝付きが悪くなります。
体が冷えていると、交感神経が優位なまま。仕事モードから休息モードに切り替わらず、ストレスホルモンが高いまま維持されます。帰宅後の2時間をどう過ごすかが、翌日の体調を決めているのです。
今までの寒さ対策はストレスだった
帰宅後の寒さに、これまでどう対処してきたでしょうか?エアコンのスイッチを入れる。一番ポピュラーな方法です。ただ、室温5℃から20℃まで上げるのに15~30分かかります。その間、寒さに震えながら夕食の準備や洗濯物の取り込みをする。これでは、体はいつまでも冷えたままです。
さらに、家族の温度差問題。夫は「エアコン20℃でも暑い」という。妻は「22℃でも寒い」と感じる。子どもは動き回るから暑くなって、窓を開けたがる。結局、誰かが我慢します。
フリース素材の部屋着に着替えるのも定番です。でも、分厚い服は動きにくい。キッチンで料理をするとき、腕まくりが面倒。洗濯物を干すとき、袖が邪魔になります。それに、冷えた体はあたたまりません。保温はできても、発熱はできないからです。
こたつに入るのもいいけど、一度入ると出られません。「トイレに行きたいけど、こたつから出たくない」。「夕食の準備をしなきゃいけないけど、あと5分だけ」。結局、家事が滞ります。
どれも「快適」とはいえません。
「着る暖房」という新しい習慣
では、どうするか。部屋があたたまるのを待つのではなく、自分を直接あたためる。この発想が、帰宅後の快適性を変えてくれます。電気ブランケットや着るこたつを使えば、着た瞬間、または電源を入れて数秒であたたかくなります。部屋があたたまるのを待つ必要はありません。
電気代は1時間当たり1~1.5円。セラミックファンヒーター(1時間で約30円)の約30分の1のコストです。
「着る暖房」タイプなら、キッチンで家事をしながらも、洗濯物を取り込みながらも、ずっとあたたかい。動けなくなることもありません。それに、夫は使わず、妻は使う、という使い分けができます。お互いが「丁度いい」と感じる温度を実現できます。リビングの設定温度で揉めることもなくなります。
体があたたまると、副交感神経(リラックスモード)が優位になります。ストレスホルモンが減って、睡眠の質も上がります。翌朝、スッキリ目覚められます。
自分のスタイルに合わせて選ぶ
着る暖房には、いくつかのタイプがあります。帰宅後のスタイルで、選ぶべきものが変わります。ソファでじっとしている時間が長いなら、電気ブランケット(ひざ掛け)。テレビを見たり、スマホを触ったり。そんな「静」の時間には、ひざ掛けタイプが最適です。3000~5000円で買える「洗える」タイプがおすすめ。スイッチを入れると、毛布の中に熱源があるから、エアコンとは比較にならないスピードであたたまります。膝にかけるだけで、下半身が「こたつ」に入っているような状態になります。
「USBブランケット(YSA80K2)」
家事をしながらもあたたかくいたいなら、着るこたつ(ウェアラブルヒーター)。サンコーの「着るこたつ(こたんぽ)」などが代表的です。寝袋のような形状だけど足を出して歩けるから、キッチンで洗い物をしても、洗濯物を取り込んでも、常にあたたかさをまとっていられます。USB給電式で、モバイルバッテリーを使えばコードレス。家庭内で長時間使うなら、AC電源の方が安定しています。
フローリングの冷たさが辛いなら、充電式ルームシューズ。ヒーターが内蔵されたルームシューズで、バッテリー充電式ならコードを引きずる必要がありません。足首まで包み込むブーツタイプを選べば、暖房の効いていない廊下やトイレでも寒さを感じません。
小さな工夫が冬を変える
本連載で紹介してきたのは、全て「自分の周りだけ」をあたためる方法です。部屋全体の温度を無理に上げる必要はありません。家族と温度設定で揉めることもありません。睡眠は電気毛布。日中はスープジャー。仕事はデスク下ヒーター。帰宅後は着る暖房。これらを組み合わせることで、冬の寒さは「我慢するもの」から「心地よくコントロールするもの」に変わります。(マイカ・秋葉けんた)■Profile
秋葉けんた
編集プロダクションのマイカに所属するITライター。雑誌、書籍、新聞、Web記事など、多岐にわたるメディアで執筆活動を行っている。特に家電やガジェット、IT関連の記事に豊富な実績があり、生成AIに関する書籍も多数手がけている。





