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寺田倉庫初の複合商業施設「HAZAAR」、「羽沢横浜国大」駅前に今秋開業

暮らし

2024/04/02 08:00

 寺田倉庫は2024年秋に、相鉄線「羽沢横浜国大」駅に隣接する商業施設「HAZAAR(ハザール)」(神奈川県横浜市)を開業する。

「HAZAAR」の外観イメージ

JR羽沢横浜国大駅にオープン

 「HAZAAR」は、住みやすい街を目指して新たに開発している「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」の複合商業施設として、スーパーマーケットや医療機関、認可保育園、産学民連携施設(農業支援、横浜国立大学連携施設)といった、約25店舗の入居を予定しており、同社としては初の複合商業施設の開業となる。

 同社が倉庫を構える羽沢エリアは、かつては農地と倉庫が中心であったが、2019年11月の相鉄線・羽沢横浜国大駅の開業、23年3月の相鉄・東急新横浜線の開通によって東海道新幹線・新横浜駅までの所要時間が短縮し、あわせて渋谷・永田町・大手町といった都心方面へのアクセスも向上した。

 「HAZAAR」は、「HAZAWA VALLEY」内に位置し、駅前広場につながるプロムナードやマンション(リビオタワー羽沢横浜国大/総戸数357戸)と一体になった複合商業施設。羽沢と同様に、かつて倉庫街であった天王洲エリアのまちづくりに関わってきたノウハウを活かして、羽沢の個性あるまちづくりの一環として「HAZAAR」を開発・運営する。
 
「HAZAAR」の概要

 外観デザインは、羽沢が持つ歴史になぞらえて倉庫を想起させるブリックをモチーフに取り入れた。4フロアで構成する施設内には、周辺の地域住民のニーズに応えるスーパーや医療機関、認可保育園などに加えて、羽沢エリアの魅力の一つでもある農業をサポートする施設の入居も予定している。

 HAZAWA VALLEYは横浜駅の北西約3.5kmに位置し、約1万6000m2の広大な敷地に、駅、住宅、商業施設、医療機関、認可保育園など生活利便性に優れた多様な機能が集積する。なお、C敷地には「クリエイトエス・ディー羽沢横浜国大駅前店」がすでにオープンしている。また、HAZAWA VALLEYのオリジナルTOWNSONG(作詞・作曲 小林武史さん)がYouTubeで公開中だ。
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