【記者のひとこと】新しいおいしさに出会えるかも?

コラム

2024/01/15 10:00

 先日、少し遠出をして家族でイチゴ狩りを体験しました。ハウスいっぱいに広がる甘い香り。十数種類が食べ放題という夢のような環境で、イチゴをおなかいっぱい食べました。

 NTTアグリテクノロジーは、果物などの鮮度をより長くキープできるコンサルティングサービスの提供を開始しました。2023年に実施した実証実験では、通常、収穫から4日程度で劣化してしまうイチゴのおいしさが、約2週間、保てたとのこと。品質保持によって出荷調整が可能になれば、農家の収益が安定化し、消費者にロスなく農産品を届けられるようになるなどのメリットがあるそうです。

 イチゴ狩りで食べた品種の中には、スーパーなどで見かけない珍しいものもありました。鮮度保持技術が広まれば、食べたことのない新しい農産品が私たちの手元に届くようになるかもしれません。(堀 茜)

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