【記者のひとこと】地銀共同利用システムをオープン化

コラム

2024/01/11 10:00

 NTTデータの2024年最初のニュースリリースは、横浜銀行や北陸銀行など5行の共同利用システムのオープン化の発表でした。従来のメインフレームからオープン系サーバーを使った共同利用型勘定系システムへ移行し、1月4日から本稼働を始めているとのこと。

 NTTデータグループの本間洋社長は「金融や公共などの基幹システム刷新の大型案件は2030年頃まで続く見込み」と、社会経済を支える中核システムの近代化、オープン化のプロジェクトが今後も計画されていると話しています。

 NTTデータは、しんきん共同センターの勘定系システムを26年をめどにオープン化するプロジェクトも進めており、同社の強みとする金融や公共の領域で着実に受注につなげていくことで、国内事業の成長につなげていく考えです。(安藤章司)

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