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<懐かしのデジタル家電> 2001年9月のマザーボード市場、ASUSが市場の約4分の1を占有し首位

経営戦略

2023/10/20 12:00

 今回は2001年9月のマザーボード市場を取り上げる。当時、BCNが収集していたデータによると、メーカー別販売数量シェアではASUSTek(現ASUS)が2割超で首位だった。搭載チップセットの構成比はIntel 845が2割以上を占めた。


 メーカー別の販売数量シェアを具体的にみていくと、ASUSTekは24.0%のシェアを獲得し首位。以下、AOpen(18.2%)、GIGA-BYTE(17.5%)、ABIT(11.1%)、elite(9.8%)と続く。23年9月現在でもASUSは33.7%で2位にランクインしており、20年以上にわたりマザーボード市場をけん引するメーカーの一つだ。
 

 マザーボードに搭載されているチップセット別の販売数量構成比を算出した。同時期のCPUの売れ筋はCeleron・Pentium-4であったため、対応するチップセットのIntel 845搭載マザーボードが売れており、構成比は21.5%に達した。機種別販売ランキングをみても、ASUSTekの「P4B/WA」やGIGA-BYTEの「GA-8IDX-H」が上位に入っていた。

 01年9月と23年9月のマザーボードの月間販売数量を比較するとほぼ同数だった。当時と現在では販売店の社数が異なるため単純な比較はできないが、22年前と自作PCの市場規模はあまり変わっていないと言っても良い。
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